雑木林

捨てられている

心臓が高鳴る

武蔵野の道は、経も艶やかである。

夕暮れ時には烏が啼く

雑木林には虎が登り下る

登る時は龍となり噎び泣く声は

真如の烏合と召す

熱せられた魂は動かない


げせぬげせぬ

消え去ればよいのに……

そう願う君の僕の背中に投げかけた

問いはげせぬげせぬと言い払われた

拭い去る勇気と切望と屈託の無い健康を

我、朕に座し想う


雑木林は仲人で一杯になる

花は揺れている

細胞分裂を繰り返しながら……

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る