「銃に転生した主人公」と聞くと、最初はネタ作品やギャグ作品を想像するかもしれません。
ですが本作は、その奇抜な設定を土台にしながらも、緻密な戦闘描写と魅力的なキャラクター同士の掛け合いで読者を引き込む良質なファンタジーです。
特に素晴らしいのは、主人公ミナトと修道女アルルの関係性です。
口は悪くひねくれているのに、なぜか放っておけない主人公と、どこまでも優しく少し天然なアルルのやり取りがとにかく面白いんです。
シリアスな場面でも思わず笑ってしまう絶妙なテンポがあります。
そして戦闘シーンは圧巻です!
銃ならではの能力と発想が活かされた駆け引きは非常に読み応えがあって、強敵との戦いでは手に汗握る展開が続きます!
笑えて、熱くて、時々胸が温かくなる。
気づけばミナトとアルルの旅路を応援したくなる、そんな作品です。