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だれかがとなりにいるだけで とてもゆうきが湧いてきて、

    なんだってできる気分に なりました。


ただ歩いているだけなのに、なんだか少しかしこくなったような、

    世界のひみつを とき明かしたような、そんな気分になりました。


「僕たちなんだかすごいかもね」


「きっとすごいことできちゃうかもね」


ひとりとひとりは おたがいに、

    そんなことを 話していました。



大きく心をふくらませ、肩をいからせて ずんずんと

    ひとりとひとりは 調子にのって、

         ひたすら歩いていきました。



歩いていったその先で、ふたりは止まってしまいました。

    

ふたりのかげを おおうほど

    おおきなおおきな ひとかげが、

        道をふさいでいたのです。


調子にのったふたりでも、これには困りはてました。

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