身近なものにホラーの存在を感じる作品という、実に日常に寄り添った良質なホラー作品です。
ホラー展開の入り口も、それ自体はありふれているようなものだけに、なかなかリアリティがあるのですよね。
そしてその原因となる事件も、実に「あり得そう」というのが一貫して日常感を強めています。
そしてそれに対しての注意喚起の言葉が、本作タイトルでもある「下を見て歩け」。
これもまた、日常的でさりげない言葉であるからこそ、ホラー要素の不意打ち性を高めているように感じます。
徹底した日常感を突き詰めて語られる本作、是非その雰囲気のリアリティを感じながら本作をお楽しみください。