第15話 伝説級モンスターとの最終決戦とスキル異常進化
Aランク遠征の最高峰――
秘境奥深くに潜む伝説級モンスターの討伐依頼が、
ギルドに掲示された瞬間から、ダリルの胸は高鳴った。
「……これが、最後の試練か」
荷物を背負い、ルカ、リィナ、リィアと共に森へ向かう。
空気は重く、霧が深く立ち込め、静寂が戦慄を呼ぶ。
「互いに油断するな」
ルカが剣を握り、仲間の士気を引き締める。
森を進むと、早速中型モンスターの群れが現れた。
ルカが剣で攻撃を抑え、リィナとリィアが弓で弱点を狙う。
ダリルは投擲と魔力結晶で決定打を与える。
必中、威力倍加、クリティカル発動――規格外の力が炸裂する。
中型モンスターを撃破し、森の奥へ進むと、
ついに伝説級モンスターが姿を現した。
全長20メートルを超える巨体、黒い鱗、赤く燃える瞳、
翼を広げ、火と雷を操る異形の存在だ。
「……ここで決める」
ダリルは荷物を背負い直し、投擲スキルを全力で発動する。
鉄球、魔力結晶、小石を複合投擲。
必中、威力倍加、クリティカル、範囲攻撃、属性攻撃、自動誘導――
全てを同時に発動させ、モンスターの弱点を正確に狙う。
魔獣は唸り声をあげ、翼を羽ばたかせて衝撃波と火雷を放つ。
「くっ……まだ余裕か」
少年は瞬時に回避し、アイテムボックスで時間停止を発動。
数秒間、戦場を凍結させ、攻撃の配置を整える。
全ての投擲物を融合させた連鎖攻撃を完成させた。
時間が再び流れると、鉄球と魔力結晶が炸裂し、
伝説級モンスターの体を正確に貫いた。
衝撃と光が重なり、魔獣は咆哮をあげるが、倒れかける。
「……まだだ、ここで終わらせる」
ダリルの意識が集中すると、投擲スキルがさらに異常進化する。
小石や鉄球、魔力結晶が魔力を帯び、
連鎖攻撃、属性攻撃、自動誘導、複合爆破、
さらには周囲の敵すべてに自動で攻撃が及ぶ特殊効果まで発動。
鉄球と魔力結晶が無数に炸裂し、伝説級モンスターの鱗を貫く。
ルカは剣で攻撃を防ぎ、リィナとリィアは弓で弱点を集中攻撃。
三人の連携は完璧で、魔獣はついに倒れ、森に静寂が戻る。
「……やったか」
少年は深呼吸し、胸の奥に達成感を感じる。
スキルは極限まで覚醒し、投擲は範囲攻撃、属性攻撃、誘導攻撃、
複合爆破、自動追尾まで可能となっていた。
アイテムボックスも無限収納と時間停止に加え、
戦術補助や連携攻撃、瞬間戦場展開まで応用できる。
森の出口で、ルカ、リィナ、リィアと互いに目を合わせる。
「お前……化け物だな」
ルカは真剣な眼差しで少年を称賛する。
「みんなのおかげだ。これで俺たちのチームも最強に近づいた」
ダリルは笑みを浮かべ、仲間の力を実感した。
ギルドに戻ると、報酬と評価が手渡される。
「Aランク最高峰遠征、完全成功です」
「特殊スキルの活用、戦術の精密さ、仲間との連携、
全てが極めて高く評価されました」
少年は小さくうなずき、次なる冒険の決意を胸に描く。
夜、宿屋で日記を書きながら振り返る。
「伝説級魔獣討伐、成功……スキルが異常に進化した」
「ルカ、リィナ、リィアとの連携で、新しい戦術も完全に習得」
未知の力、特殊スキル、仲間との協力。
ダリルの冒険は、Aランクとしての最高潮に達した。
翌朝、ギルドの掲示板には、さらに高難度の依頼が掲示される。
ダリルは荷物を背負い、胸を高鳴らせながら掲示板を見つめる。
「……行くしかない」
少年の冒険は、Aランクとしての真の戦いを迎え、
未知の力と特殊スキル、仲間との協力が、
彼をさらに伝説の域へと押し上げるのだ。
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