夢掌編 『浴室の毛』
間二郎(あいだじろう)
夢掌編 『浴室の毛』
排水口に髪の毛が溜まっていたのでごそっと掴み取ると不快な感触を覚えた。
毛の一本一本が油にまみれた人の手指のように太くてねっとりしており、人肌の温度まで感じる。
咄嗟に手を離そうとしたが瞬時にがしりと掴まれ排水口に引き摺り込まれる。肩を起点に強烈な痛みが暴れる。痛むごとに骨は粉砕される。肉体は取り込まれてゆく。
ちぎれた左足だけが浴室に残った。
夢。
夢掌編 『浴室の毛』 間二郎(あいだじろう) @aidajiro_
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