3話 なまはむちゃんのお店へ

ぼくはおこめくん!

きょうはおいしそうなおんなのこのなまはむちゃんのおみせにきてるんだ!


ぼくはなまはむちゃんをたくさんしめいしてるからそろそろおなじちゃわんにはいってもらえるはず!


「あっ!なまはむちゃーん!!ぼくだよ!」


「おこめさん、こんばんは」


なまはむちゃんはいつもぼくのとなりにすわってくれるんだ!これってどういういみかわかるよね?


なまはむちゃんはぼくのことがすきみたい!うれしいな〜!


「も〜!ぼくのことは『おこめ』ってよびすてにしていいよっていったじゃない〜!」


「そ、そうでしたね。じゃあ……おこめ、今日は何にされます?」


うふふ……よびすてなんてまるでどんぶりみたいだぁ〜そうぞうしちゃうなぁ〜!


……なまはむちゃんの……なまを……はむはむ……ぐふふふふふ


「そうだな〜にほんしゅにしようかな!」


「日本酒ですね。かしこまりm……」


「ってそれじゃともぐいじゃーん!!あははは!あは!あは……あは……」


……は?


「ねぇなまはむちゃん、もしかしていま、きづかなかった?おかしいよね」


「はいっ?えっ……」


「ぼくがおこめってことわかってるよね?なのににほんしゅをたのむっておかしいよね?なんでふつうにちゅうもんしてんの」


ともぐいなんてするわけないのに。どうして、とめたり、わらったりしないんだ。


「えっ……」


『えっ……?』だってぇ!?


「なんでごめんさないがいえないんだ!!」


「えっ……ごめんなさい!」


「なんだそのたいどは!!それはひとにあやまるたいどじゃないでしょ!」


「い、痛い!離して!」


「このおみせのおんなのこはおきゃくとおなじちゃわんにはいるのがしごとでしょ!」


なまはむちゃんはぼくのすごさがわかってないんだ!ぼくはこんなにもおいしいのに!!


「もういい!いまここでちゃわんにはいろう!」


「イ、イヤ!そんなの絶対イヤ!やめて!!」


「お客様困りますゥ〜〜!!」


「うぎゃあああああああああああ!!!!」


いたい、いたい、いたい、いたい、いたい、いたい!


このぼーい、いまぼくをなぐったの?


「ぁっ、めろんさん……!」


「どうも!ボーイのめろんでぇす!お客様、当店お触り禁止でごさいまぁす!」


「な、なにいってるんだ。ぼくはなまはむちゃんをおもって……」


「お客様がお帰りでぇ〜す!」


「おい、まて!なにいって……」


「「ご来店ありがとうございましたぁ!!!」」


なんだ、なんだこのくうきは!みんなぼくをやっかいものをみるめでみてくる!


「はなせ!はなせ!ぼくはおきゃくだぞ!つまりきみたちのかみさまだ!おいきいているのか!!」




おみせからおいだされちゃった。なまはむちゃんさびしがってないかな?ひとりにしちゃってもうしわけないなぁ。

そうだ!ぷれぜんとといっしょにいればぼくをいつもみじかにかんじられるはず!

またあしたもってこよう!


「出禁でぇ〜す!!」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る