婚約破棄の破棄は承っておりません!~王太子妃になりたくない公爵令嬢は、王太子から逃げ回る~

久遠れん

婚約破棄の破棄は承っておりません!~王太子妃になりたくない公爵令嬢は、王太子から逃げ回る~

「ロザーラ・グラシエット、貴女との婚約を破棄する!」


 煌びやかな夜会の会場で、突然突き付けられた婚約破棄。

 当然ながらロザーラに事前通達などなかった。


 婚約者で王太子でもあるアドリアンの傍に佇む令嬢が勝ち誇った顔でロザーラを見ている。

 婚約破棄を告げた張本人は、どこか楽しげだ。


(なるほど、婚約破棄)


 本来、悲しみ、憤り、怒るべき場面だ。

 だが、ロザーラは。


「畏まりました! 喜んでっ」


 目を輝かせて、了承の言葉を口にする。


「え、は?」


 唖然とした顔のアドリアンに、きらきらとした笑顔を振りまきながら、ドレスの裾を持ち上げて頭を下げる。

 未来の王太子妃として骨の髄まで叩き込まれてマナーはこういう時でもしっかりと発揮された。


 優雅に一礼したロザーラは、にこにこと微笑んだまま戸惑うアドリアンの隣で、これまたドン引きした様子を見せている令嬢ジェシーに笑いかける。


「王太子妃教育は大変だと思いますが、頑張ってくださいね!」

「えっ」


 まるで想定していなかった、と言わんばかりの声を上げたジェシーを無視して、軽い足取りでロザーラは夜会の会場を後にした。


(もう王太子妃教育を受けなくていいのね! 嬉しい!!)


 重荷が外れた彼女の心は羽のように軽い。






 公爵家に戻り、両親に婚約が破棄されたことを伝えたロザーラは、次の日には馬車に乗って公爵家の領地の一つ、南の地方にバカンスに出かけた。


 彼女には上に三人の兄がいる。

 彼らがそれぞれ公爵家の領地の別荘に息抜きに行くのが、いつも羨ましくてたまらなかったのだ。


 ロザーラはと言えば、王太子妃教育に追われていて時間がなく、出かける兄たちの後ろ姿をずっと見送り続けた。


 だからこそ、婚約が破棄された今、ずっと我慢していたことを思う存分満喫しようと決めたのだ。

 王都より暖かい地域の、公爵家保有の別荘についたのは馬車に乗って半日後だった。


 馬車に乗り続けてお尻が痛いが、そんなことは自由の身になったことに比べれば些細なことだ。

 ロザーラ付きのメイドが整えた別荘の部屋でごろりとベッドに寝転ぶ。何も考えずにだらだらと過ごすのもずいぶんと久しぶりのことだ。


(五歳で婚約して、もう十年。ずっと時間がなかったもの)


 ロザーラの二歳年上で、穏やかな性格のアドリアンのことは嫌いではなかった。だが、それとこれとは別というくらいに王太子妃教育がとにかく辛かったのだ。


 長時間の移動の疲れが出て、まどろみ始めたロザーラは心地いい眠気の波に身をゆだねて、意識を手放した。






 一度深夜に目を覚まし、ネグリジェに着替えて再び寝なおしたロザーラは、昼過ぎまで惰眠をむさぼってからゆっくりと体を起こした。

 時間を気にせず睡眠をとったのは、もしかしたら初めてかもしれない。


「ふあ~」


 大きく伸びをして欠伸をする。はしたないけれど、もう王太子の婚約者ではないのだから、なにをしても怒られることはない。


 寝すぎてぼんやりする頭で鈴を鳴らす。

 やってきたメイドに身なりを整えてもらい、朝食をゆっくりゆっくりと時間をかけて食べる。マナーを過度に気にせずのんびりと食べられる食事も五歳以来かもしれなかった。


「お嬢様、王太子殿下がおいでです」

「アドリアン様が?」

「はい。それと、ジェシーと名乗られたご令嬢もご一緒でした」


 ジェシーという名前に心当たりはないが、状況から考えて先日アドリアンの隣にいた令嬢だろう。

 ロザーラの記憶に残っていないということは、おそらく爵位が低い。

 暫く頭を悩ませたが、考えても仕方ないと浅く息を吐いた。


「応接室にお通しして」

「畏まりました」


 深々と頭を下げたメイドを見送り、デザートを口に運ぶ。

 相手は仮にも王太子だが、人まで派手に婚約破棄を告げた相手を追い返さないだけ優しいのだ。多少待たせても大丈夫だろう。


(待たせたくらいで怒るなら、それこそ帰って欲しいし)


 ぱく、と口に入れたチョコレートケーキは、舌の上でとろけていく。

 おいしい、と頬を緩ませてロザーラは再びゆっくりとフォークを動かし始めた。






 デザートまでしっかりと食べてから応接室に向かった。

 メイドが開けた扉から中に入ると、アドリアンが跳ねるようにして立ち上がる。


「ロザーラ! 誤解なんだ!!」

「なにが誤解なのでしょうか」


 やけに必死な様子のアドリアンに、ロザーラは小さく首を傾げた。


「婚約を破棄するつもりなどなかった!!」

「大勢が集まるパーティーで婚約破棄を口にしたのはアドリアン様です」


 いくらロザーラが公爵令嬢とは言え、あんなに大勢の目の前で婚約を破棄されては今後新しい婚約者を見つけることは難しい。


 恨むつもりはないし、苦言を口にするつもりもない。

 ただ『婚約を破棄するつもりはなかった』とはどういう意味なのか。


「私はただ、君に嫉妬をしてほしくて! 悪戯のつもりだったんだ!」

「はぁ」

「一緒に王都に戻ろう!」


 いくら言い募られてもロザーラには響かない。彼女はにこりと笑って小さな唇を開く。


「嫌です」

「なぜだ!」

「婚約は正式に破棄されます。お父様が仰っていました」

「っ!」

「もう他人です。構わないでください」


 大切な娘を傷つけられたと、ロザーラの両親は酷く憤っていた。

 尊き身分での婚約は契約だ。ロザーラとアドリアンの場合、公爵家と王家の政治的な意味を持つ契約だった。


 本来、婚約を破棄するならば、正式な手続きを経て書面を交わさねばならない。

 そこをすっ飛ばして口頭で宣言したのは、たしかに悪戯の側面があったのだろうが、グラシエット家にとっては関係ない。


 宰相も務めるロザーラの父は娘を侮辱されたと怒り心頭だった。

 だから、彼女は「正式な婚約破棄の手続きを進めてください」と伝えてこの地にバカンスに来た。


 父親は張り切って王家を責め立てる書類を作成しているはずだ。

 後悔とは後から悔いるから後悔と呼ぶのだ。

 度が過ぎた悪戯の代償は大きい。


「お引き取りを。ジェシー様の王太子妃教育を急いで進めなければならないのでは?」


 五歳で婚約したときから王太子妃教育を受けていたロザーラと違って、ジェシーは貴族としてのマナーは知っているかもしれないが、王太子妃教育を受けていたわけではない。

 これから大変だと思うが、自ら選んだ道だ。頑張るしかない。


「男爵令嬢のあたしに王太子妃なんて、務まるわけないでしょ!!」


 勢いよくソファから立ち上がったジェシーが瞳に涙をためてそんなことを口にする。

 またも「はぁ」と間の抜けた声を出してしまったロザーラに、彼女は訴える。


「話が違うわ!! あたしはただ、アドリアン殿下の隣で笑っていればいいと!! そしたらお金をいただけるからと……!」

「……貴女、お金に困っているの?」

「実家が事業に失敗して、困窮しているのです」


 唇を噛みしめて告げられた内容に頭が痛い。思わず額を抑えたロザーラは、問いを重ねる。


「それで、アドリアン様の話に乗ったの? お金目当てで?」

「はい」

「自業自得じゃない」


 きっぱりと断言したロザーラに、ジェシーが肩を震わせる。

 ため息をを再び吐き出して、ロザーラは畳みかける。


「後先考えず目先の利益に目がくらむからよ」

「……仰る通りです」


 悄然と肩を落としている姿は可愛そうだが、いくら王太子の申し出とはいえ、人を貶めるのに協力すれば報いを受けるのは当然だ。


 それはそれとして、お金に困っている令嬢に金銭をちらつかせ協力させたのは、普通にアドリアンが悪い。


「アドリアン様」

「ぎく」

「わざとらしく肩をすくめるくらいなら、ジェシー様に謝罪して、お金を払って差し上げてください。後のことは知りませんが、最低限それくらいはなさるべきです」

「それはそうだな」


 アドリアンは頷いて、王都に戻ったら金銭を支払う約束をジェシーに告げる。

 ジェシーの顔色が明るくなったところで、ぱんとロザーラは手を叩いた。


「結論から申し上げると、婚約破棄の破棄はお受けしておりません!」


 はっきりと口にすると二人の顔色が青ざめる。二人が蒔いた種なので、同情は一切せずロザーラは笑みを深めた。


「ではお引き取りを。王都に戻って二人で仲良く頑張ってくださいね!」


 縋りついてくる二人を追い出して、ロザーラは日当たりのいい寝室で読書に勤しむことにした。






 別荘で過ごしだして二週間が経過した頃。

 王都からロザーラを訪ねてきた人物がいる。


 シリルという青年はアドリアンの右腕で、ロザーラにとって兄のような存在であり、幼い頃から交流があった。


「お久しぶりです、ロザーラ様」

「久しぶりね、シリル」


 彼自身はなにもロザーラに害を加えていないので、屋敷に招き入れることに抵抗はない。

 応接室に通して話を聞いてもいいと思う程度には、彼のことを信頼している。


「突然どうしたの? 貴方が前触れもなしにくるなんて」


 侯爵家の次男であるシリルは礼儀を弁えている。

 婚約破棄をされたとはいえ、公爵令嬢のロザーラの元へ、前触れを出さないのは違和感がある。


 ロザーラの指摘に、シリルは深く息を吐き出した。

 苦労しているのだろうなぁ、と他人事のように思う。


「ロザーラ様、どうか王都にお戻りいただけませんか」

「公爵家にはそのうち戻ります」

「率直に申し上げます。殿下の横暴をお許しいただき、婚約者としてお戻りください」


 深々と頭を下げて口にされた言葉に、ティーカップを持ち上げていたロザーラはソーサーごとテーブルに戻した。


「どうして? 私がいなくても大丈夫でしょう。変わりはいるじゃない」

「……ジェシー様には荷が重いのです」

「私だってそうだったわ。泣き言を言っていたことを、忘れているわけではないでしょう?」


 厳しい王太子妃教育で泣いたことは何度もある。

 そのたびに駆け付けて話を聞いてくれたのはシリルだ。

 眉を潜めたロザーラに、彼は無言で首を横に振る。


「ロザーラ様は泣き言をこぼしながらも決して王太子妃教育を放り出したりなどされませんでした」

「だって責務だったもの。でも、今は違うわ」


 やっと重荷がとれたのに、再び背負おうとは思わない。

 頑ななロザーラの態度に、シリルが頭を上げてまっすぐに彼女を見る。


「どうかお戻りください。殿下が政務を放棄されているのです」

「……どういうこと?」


 王太子であるアドリアンがこなしている政務は、代わりが効くようなものではないはずだ。

 国政にもかかわっているのだから、彼が政務を放棄しているというのは聞き捨てならない。

 眉を潜めたロザーラに、シリルは諦めたように肩を落とす。


「ロザーラ様がお戻りになるまで、一切の政務はしない、と宣言され、実行されております。このままでは王太子の座も危ういというのに、ロザーラ様がいないなら、王太子でなくなっても構わない、と」


 さすがに目を見開いたロザーラの前で、シリルが弱り切った笑みを浮かべた。

 いつも凛としていた年上の彼が、こんなに困っている様子を見たことがない。


「どうかお戻りいただけませんか。せめて、もう一度。殿下と話をされてください」


 シリルにはずいぶんと世話になった。ここまで頼み込まれては無下に扱うのは抵抗がある。

 ロザーラは仕方なく「わかったわ」と答えるしかなかった。






 半日かけて馬車で王都に戻り、一晩公爵家で休んだロザーラは翌日アドリアンを訪ねて登城した。


 最初にアドリアンの執務室を訪ねたが、シリルが忙しそうに書類の仕分けをしているだけだった。

 彼に挨拶をして、アドリアンの居場所を尋ねると、寝室にいるという。


 呆れた気持ちでロザーラは王宮の奥深くにある王族の部屋が連なる一角を訪ねた。

 さすがに寝室に足を踏み入れるわけにはいかないので、メイドに呼びに行ってもらい、手前の貴賓室で待っていると、しばらくしてアドリアンが姿を見せる。


「久しぶりだね、ロザーラ」


 政務をサボっていることをどう思っているのか。

 いつも通りな態度で挨拶をしてきたアドリアンに、ロザーラもまた挨拶だけは普段通りに返す。


 彼が目の前のソファに腰を下ろしたのをみて、さっそく本題を切り出す。


「アドリアン様、政務を行っていないと聞きました」

「ああ、やっと耳に入ったんだね」


 にこりと微笑まれて、ロザーラは眉を寄せた。真意がわからない。


「何をお考えですか。政務をされてください」

「私が政務を行えば、婚約を戻してくれるなら」

「話が別でしょう。責務を放棄されるのですか」


 考えていたより厳しい言葉が口からこぼれる。

 根が真面目な彼女にとって、責務を放棄するのは信じられないことだ。

 だからこそ、ロザーラは王太子妃教育に耐え続けたのだから。


 険しい表情をするロザーラの前で、アドリアンは飄々としている。

 元々、彼は余裕をあまり崩さない質である。

 婚約破棄の騒動で取り乱していたのが珍しい一面だった。


「なぜそんなに意固地になっているんだ? 王太子妃の何が悪いの?」


 穏やかに問いかけられて、ロザーラは少しだけ視線を伏せた。

 口にするべきか迷ったけれど、考えていることは言葉にしなければ伝わらない。


「元々、王太子妃という将来は重荷でした。私は本当は地方で隠居したかったのです」


 ずっと隠していた本音をやっと口にできた。

 ロザーラの言葉に、アドリアンは優しい声音で問いを投げかける。


「その年で隠居を考えていたの?」

「それくらい疲れていたのです」


 時間に追われる毎日も、厳しい教育も。全部に疲れていた。


「では、これからは王太子妃教育を免除するといったら、婚約者に戻ってくれる?」


 驚いて顔を上げる。アドリアンの瞳に宿る色は本気だ。

 真剣に言われているのだと分かって、目を見開いてしまう。


 だが、すぐにロザーラは自嘲的な笑みを浮かべた。

 現実はそんな風に優しくはないと知っている。


「無理です。婚約者に戻れば、また王太子妃教育が始まります。アドリアン様の一存で免除できるものではありません」

「そうだな」

「はい」


 アドリアンだってわかっているだろうに。

 どうしてそんな無茶なことを口にするのか。甘い蜜をちらつかせて呼び戻したいほど、ジェシーの王太子妃教育は進みが悪いのだろうか。


「ロザーラ」


 甘く穏やかに名を呼ばれる。思えば、アドリアンはいつもロザーラに優しかった。

 彼女が責務を果たそうが頑張れば頑張るだけ、褒めてくれた。

 それが嬉しくて、辛くても逃げ出そうとは思わなかったのだ。


「君だけが好きだ。傍にいてほしい。ロザーラが王太子妃になってくれないなら、私は生涯伴侶を娶ることはない」


 そう告げたアドリアンの足元に魔法陣が広がる。

 驚いて立ち上がったロザーラが「アドリアン様!」と悲鳴を上げるが、彼は微動だにしない。


 魔法陣から光が放たれる。アドリアンを包み込んだ眩い光に、思わず目を閉じた。

 そっと瞼を押し上げると、アドリアンは変わらぬ様子で微笑んでいる。


「制約の魔法だ。ロザーラ以外を伴侶に向かえれば、私は死ぬ」

「……っ?!」


 思考が追い付かなかった。一拍おいて理解し、こぼれんばかりに目を見開く。

 絶句するロザーラの前で、アドリアンはどこまでも穏やかに笑みを浮かべ続けている。


「ロザーラ、君以外はいらないんだ。嫉妬に狂う君を見たくて、馬鹿をした私を許してくれ」


 ソファから立ち上がったアドリアンが、ロザーラの傍に膝をつく。

 彼女の手をとって、手の甲に口づけする姿は理想の王子そのものだ。


「そ、んな……。後継ぎは、どうされるのですか……」

「君以外との子供はいらない」

「私、は」


 王太子妃教育が辛かった。いつも逃げ出したくて、けれど責務を放り出すことは出来なくて。

 だから、婚約破棄が嬉しかったのは本当だ。

 暫く別荘で自由に過ごして、自由を満喫しながらも、同時に少しだけ虚しさが胸に宿っていた。


(アドリアン様のことは嫌いではなかった)


 いつだって優しくて、折れそうになれば励ましてくれて、穏やかに笑って傍にいてくれたロザーラの婚約者。


 彼のことを決して厭っていたわけではない。

 だから、彼が傍にいない日々には寂しさを感じていた。


「……」


 ぐっと唇を噛みしめる。ここで婚約者に戻れば、二度と逃げることは叶わない。

 それでも。


「ロザーラ」


 希うように見つめてくるアドリアンを、振り払うこともできなくて。

 ロザーラは浅い息を吐きだし、そっと一つの要望を口にする。


「……王太子妃教育に、一週間に一度休みが欲しいです」

「ああ」

「休みの日は、屋敷でごろごろしても許されたくて」

「ああ」

「ゆっくりと時間を気にせず眠りたいのです」

「約束する。時間を調整させる」


 それなら、と思った。もう一度、頑張れるかもしれない、と。

 ロザーラは、その場に膝を折る。アドリアンと同じ目線になって、淡く微笑んだ。


「次は婚約破棄の破棄は、承りませんからね」

「ああ!」


 嬉しそうに破顔したアドリアンに抱きしめられる。

 温かい腕の中で、ロザーラはやってしまったなぁ、と思ったけれど、不思議と後悔はなかった。



◤ ̄ ̄ ̄ ̄◥

 あとがき

◣____◢



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