厨二病の妄想を巧みな文章力と構成力で書き上げた最高にたぎる作品!
(厨二病の妄想という表現に引っかかってしまったらごめんなさい)
世界に魔物が溢れてきて、自分だけがその事実を把握している。圧倒的な武力でゴリ押しするだけの単調な展開ではなく、段階を踏んで強くなる。学校、教室、クラスメイトの目、という舞台で振り回す力。ハーレムなし。よくぞこの拗れた好みを反映させてくれた!!(タメ語ごめんなさい)と叫びたいぐらいです。
世界観というか、スピリチュアルなものを否定するスタンス。段階的に世間や周囲の人間が異変を感じ取りながらも、臭い物に蓋をするように見なかったことにするところがモヤっとしなくて良きでした。
主人公の性格やスタンスが一貫しているところが個人的にすごく好みです!!戦闘描写がとてもしっかりされていると感じて、ピリつく緊張感が伝わってきました……。主人公は洗練されていて鋭い雰囲気を持っており、巧みな文章力でわざとらしくなく、印象がスッと入ってきます。
イチからファンタジーを切り拓く!ひとこと紹介の通りに展開する物語としては☆ 最 of 高☆
現実がファンタジーになったらいいのになぁ──というのはよくある発想だけれど、それで構想の通りに面白い物語を書くのはとても難しい!
それなのにこんなにも面白いものが書けるのは素晴らしい!才気溌剌!
ポストアポカリプスのようなアウトレイジを生きる物語であり!新しいルールが出来上がるまでの手探りの開拓であり創世神話のような!
そんなドキドキ、ワクワク、それが楽しめる!
どんどん続きを見たい!どんどん新しいことを知りたい!興味と好奇心が尽かせることのない作品です……!!