カウントダウン

猫月蘭夢@とあるお嬢様の元飼い猫ショコラ

彼女

 ここはカウントダウン会場。

 ここは僕の目当ての彼女がいる。

 えへへ、彼女に会うのがとっても楽しみだったんだ。

 僕は今日覚悟を決めてきたからね。バッチリだよ。


「残りのカウント行くぞ!5!」


 一歩、彼女に近づく。


「4!」


 それじゃ足りないからもっと近づく。


「3!」


 ちょうどいいから、ちょっと止まる。


「2!」


 こっそり、ナイフを取り出す。


「1!」


 背中から突き刺す。


「0!」

「あけまして、おめでとうございます」


 周りから騒音が聞こえる。うるさい。

 ふへへ、でもぼくやったんだ。

 できたんだ。

 これで彼女はぼくのもの。やった。

 ようやく僕だけのものになってくれたね。

 僕ってばやっぱり天才!

 えへへ。

 大好き!

 愛してる。

 もうこれで僕のことを忘れられないね。

 自分の周りの人間をみんな不幸に落として、目の前で君の親友を殺した僕のことを。

 もう絶対、忘れられないね。

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カウントダウン 猫月蘭夢@とあるお嬢様の元飼い猫ショコラ @NekotukiRmune

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