「ゲームの天才」が、現実の泥沼の中で「真の兵士」へと脱皮していく。本作は、単なるロボットアクションではありません。特筆すべきは、妥協のない描写です。エネルギー理論から、物理現象の表現は、読者の脳内に鮮明な映像を見せます。人型戦車が単なる乗り物ではなく、自意識の器として描かれ、読者はそこに「万能感」と、同時に仲間を失う「痛み」が脳を焼く恐怖を覚えることになります。オイルの焦げる臭いまでが伝わってくるような、凄まじい密度のミリタリー・アクションでした!