花金の夜。
決算業務を終えた経理部の三鳥さんに、同期の戎くんからSOSが入る。
急遽残業で行けなくなった先輩との飲み会に、代打で行ってくれないかというもの。
予定もないし、いいよと引き受けた三鳥さん。
ところが、飲みの相手はあまり話したことのない、いつも眉間に皺を寄せた営業部の旭さんだった――
緊張の乾杯から始まりますが、美味しいビールとお通しが運ばれてくれば、そこはもう呑兵衛どうし。
強面な先輩の眉間の皺が、一口ごとに解けていくのがわかります。
無理に飾らない、大人の距離感で縮まっていく二人の空気感が心地よく、ラストは思わずニヤリとしてしまいました。
読み終えたあと、きっとあなたも「お気に入りの一杯」を誰かと酌み交わしたくなる。
決算業務を終えた夜のような、爽快で少し甘い読後感をぜひ味わってください!
あと、「おつまみテロ」にご注意を(笑)