第5話特殊性よりも一般性を目指す

 よくエッセイとかで、すごく個人的な出来事などを書いて、読者を置いてけぼりにする人がいる。

 いや、個人的なことを書くのが悪いと言っているわけではない。

 だが、その個人的な話題が赤の他人にはほとんど共感もできず、ただただ特殊な事例としてだけ目立ってしまうことがある。

 例えば、いじめられた経験を語る人がいるとして、でも、その辛さがあまりにも個人的な苦痛で、普通の人がとてもじゃないが共感できないという場面もあると思う。


 だから思うのだよ、本当に特殊な個人的な事柄は、あまり書かないほうがいいのではないかと。

 私はエッセイをカクヨムで6年やってきて、コメントの数などから、やはり共感されづらい話題というものが、おぼろげながらもちょっと分かってきた。

 なので、「この個人的な出来事はたぶん共感されないだろうなぁ」と思ったら、まず書かない。

 読者さんと価値観があまりにも遊離している思いなどは、やはり自分の中に封印しておいたほうがいいと考える人間である、私は。


 やはりエッセイも読者さんあってのもの。

評判を気にしつつ書くのは、当然とも言える。

 

 と言っても、私にも共感されないだろうなぁと思う黒歴史はそれなりにある。

 う〜ん、この闇の封印を解いてみたいという黒い欲求とたまに戦いつつも、やはり、闇は闇のまま温存しておくのが、無難ではあるな。


 やはりエッセイの極意はテーマを特殊性からいかに一般性に変換できるかどうかなのだよ。


 と言いつつ、今回のこのエッセイ、ちょっと言いたいことが分かりづらかったりするよね。

 個別の事例を出せなかったので、かなり抽象的な話になってしまったよ。

 

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