第1回(2)→企画参加作品・感想
第1回企画のうち、企画中止決定時の公開分まで読んだ作品(6作品)をご紹介
①mononoe さん
歪んだ大地を、人工人間の少女は歩き出す。 ―歪んだ大地の再起動―
https://kakuyomu.jp/works/822139840907471895
『没入感のある濃厚なSF~人工人間の少女が荒廃した世界を冒険~』
舞台は、白い霧に覆われたポスト・アポカリプス世界。
冒険するのは、補助AI アイムをお供として頭の中(背骨近く)に内蔵した人工人間の少女・アーミ。世界の、そしてアーミの"なぜ"を追い求める物語。
世界観に合う情景描写や情感描写が没入感を生み出し、段々と読むのが止まらなくなってきます。
(※第15話まで読んで書いた私のレビューより抜粋)
②ゆずリンゴ さん
世界を救う勇者は好きに生きる
https://kakuyomu.jp/works/822139840060871151
『魔王討伐に向かう冒険譚…… サクサク読めるけど、おやおや、これは?』
主人公は、冒険の始まりから王様に(ネタバレになるので書けない)ことをしちゃう"勇者"に選ばれた質素な青年。
質素なのにやることが大胆で、ほんと「好きに生きる」って感じしますね。
でも、大胆なだけではなく、人間らしいダメさ……じゃなかった、どういう"勇者"なのかが次第にわかってくるんです。
(※【第二章 定め】の「終わらない(1)」まで読んで書いた私のレビューより抜粋)
③辛士博 さん
異世界の中心でπを叫ぶ
https://kakuyomu.jp/works/822139836505556296
〈巨乳=悪〉とされる世界へと、おっぱいを深く愛している男が魅力的な体系をした美少女として転生することで、波乱を巻き起こす。
という感じではあるのですが、〈巨乳=悪〉と虐げられている世界がいかなるものかを想像以上に真面目かつ面白みある展開で伝えてくれます。
世界観への誠実さを感じさせてくれるところがとても好印象でした。
④駒井 ウヤマ さん
神聖フォルツ王国物語
https://kakuyomu.jp/works/822139839122298073
『異世界歴史絵巻、開幕』というキャッチコピー通りの、濃密な世界観で繰り広げられる異世界を舞台とした戦記物。
神聖フォルツ王国で起こった内戦について語られていきます。
15話まで読んだ感覚では、中世ヨーロッパの雰囲気が強く、SF要素は全くなかったように思われます。
各陣営の動向、人物、それによる影響など、丁寧に描写されているため、神聖フォルツ王国の世界へどっぷり浸っていける作品です。
⑤遊馬友仁@初恋🔥リベンジャーズ さん
推しと選挙とビターチョコ
https://kakuyomu.jp/works/822139840382602441
生徒会選挙とスキャンダルについて、新聞部というメディアに所属する主人公の視点から描かれたヒューマンドラマ。
ビターチョコとはいえ、甘めの話かと思ったら、全く違って。フィクションの作品なのですが、色々なことを想起させてくれる作品です。
具体的な感想を書きたい気持ちはあるものの、書きづらさも感じてしまうところがあり、そここそがこの作品の魅力でもあると思っています。
学園スケールへの落とし込み方が光る意欲的な作品だと感じました。
⑥月乃 レイ さん
『神様、進歩いかがですか?』
https://kakuyomu.jp/works/822139840571508177
神見習いが世界づくりを通して色々と経験する短編作品。
神見習いによるエッセイのような雰囲気があり、どうなっていくのか予測不能ながらも不思議な温かみがありました。
ほのぼのとした世界を感じさせつつも、それだけではない作品です。
以上、6作品と拙作の『青い音を食べようよっ❣️ by 琴芽』が中止決定時の参加作品でした。
https://kakuyomu.jp/works/822139840528007089
《第1回企画の感想》
それぞれの作品に面白みがあり、PVや★の差は小説部分の技巧や内容よりも、それ以外の要素にあるように感じられました。
宣伝や作家同士のつながりが序盤の伸びを生むにしても、それ以上にどのような作品を生み出してきたかの実績、さらにそれ以上にキャッチーさ・手のつけやすさ・読みやすさが★の差には影響しているように思われます。
おそらく運の要因も★の伸び自体には非常に大きいですが、運をつかむために打てる手は色々とあるのかもしれませんね。
しかし、書籍化の先を目指すのであれば、公募に振り切るのも良いのかもしれません。
ネット小説向けの作品と公募向けの作品では読ませ方が異なっているし、求めている作品(というか編集者さんが発掘できる作品)にも結果として違いが出ちゃうんだろうなぁ……という印象です。
月日音による第1回自主企画の記録をお読み頂きましてありがとうございました。
何事も何かをやり始めるところから、なので、お互い何か挑戦してみましょう!
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