アツメアツメ
@_ashiato_
第壱話 集め
これが私の運命ならば受け入れましょう…そう母が言って失踪してから約3年。母は今どこにいるのだろうか、母に会いたい。こんなことを思いながら毎日を過ごしていた。
ある日手紙が届いた。
はる様
この度は私どもの商品、「臨界召喚」をご購入いただき誠にありがとうございます。しかし、「臨界召喚」に不備があったためお詫びとしてゲームに参加できるチケットを同封致しました。どうぞご参加のほうよろしくお願いします。
なにこれ、こんなの買った記憶ないんだけど、この手紙どこから送られてきたか書かれてないし、まぁいっか、ゲーム好きだし行ってみるか。日付何時だろ
10月24日午後8時に自由ホールに集合してください。
10月24日って今日じゃん!!今午後7時だからあと1時間!準備しなきゃ…
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(ギリギリセーフ…間に合った~見た感じ10人ぐらい?意外と人いるのか…)
???:時間になりましたので始めさせていただきましょうかね!!いやぁ皆様よくぞお越しくださいました!!ワタクシはゲームマスターの……まぁお好きにお呼びください^_^マスターちゃん♡とかゲムマスちゃん♡とお呼びください♡
はる:(なにこいつ?見た目は男だけど声が女?)
ゲームマスター:すみません話が逸れましたね(*ノω・*)テヘでは会場に行きましょう(^^)皆様目を隠してもらいます!
???:「何で目隠しするんですか?」
はる:(10代ぐらいの綺麗な子がゲームマスターに質問するとは…勇気あるなー)
ゲームマスター:いい質問ですねぇ!そりゃ皆様に見られたくないからですよ~他に質問は?
一同:………
ゲームマスター:ないようですね!では行きましょう!!
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ここが、ゲームの会場…!
???:「ねぇ君ここ~すっごいねこんなとこ始めてだよ~」
はる:「???!!!!びっくりした…」
ライカ:「おやごめんねー驚かせちゃったみたい、僕の名前はライカって言うんだー君の名前は?」
はる:「はるっていいます。」(めっちゃ細い…!自分よりも細いんじゃないか?)
ライカ:「'はる'か、、、んーじゃあはるたん」
はる:「??!!はるたん?あだ名ですか」
ライカ:「冗談だよ笑俺のことは好きに呼んでー」
はる:「わかりました、それよりゲームマスターはどこに?」
ゲームマスター:「ここにいます!はるちゃんワタクシのこと楽しみにしてたんですか~!嬉しいです♡…まぁそれはさておきいまからやるゲームのルール説明をします。それはズバリ…『だれだ!!!こいつを殺したのは!?推理ハラハラ!視線ギチギチ!恐怖のデスゲーム!!!』です~♡どうですか?面白そうでしょ~」
はる:「な、にこれ、デスゲームって殺し合いでしょ?死ぬかもしれないってこと?」
ゲームマスター:「ですです~物分かりいいですね~さすが???の娘さん♡とりあえずゲーム説明しますね!簡単に言えば人狼ゲームです!村人とオオカミ、他には占い師とか騎士とかの役割があり、オオカミに指定された人は夜に村人を殺す。村人昼にオオカミを特定して殺す。簡単なゲームでしょ?
オオカミ2人、村人6人、占い師1人、騎士1人でオオカミは村人サイドと人数が同じに勝ち、村人はオオカミを全員特定したら勝ち!おめでとう🎉」
???:「あの…この殺し合いをしてそちらにどんな利益があるんですか?」
はる:(またあの子だ確かにどんな利益があるのか知りたい。)
ゲームマスター:「それは、秘密です♡ではこれで皆さん頑張ってくださいね!ちなみに1日のスケジュールるは
7:00になったら起床それから20:00までは自由時間
その先はオオカミが動ける時間になります(^^)24:00からは何が何でも寝させます!ちゃんと寝床は1人一部屋、お風呂もちゃんとありますので!」
???:「よかった~ちゃんとプライベートは守られるのね!」
ゲームマスター:「はぁい!ではこれで役割は明日の朝に配布されるので!今日の残りの時間は自由時間にしましょう!あっ24:00には自分の部屋についててくださいね!ではこれで」
はる:「………自由すぎるゲームマスターだな、、、」
ライカ:「まぁいいじゃん!みんなの自己紹介をしよう今日はみんな安全な人だからさ」
カリン:「そうだねまずは自己紹介を先にしょっか。まず僕から話そう僕の名前はカリンちなみに男だからね」
はる:(ツインテールが可愛いから女かと思った…!)
???:「ゲームマスターにめっちゃ質問してきたやつ!」
カリン:「あはは知らないと心がむちゃくちゃするからね」
トウリュウジ:「じゃあ次はオレかぁ?オレの名前はトウリュウジ小さい頃はサッカーをやっていたぜ」
はる:(でっか!サッカーより柔道とかやってそう!)
???:「まってまって?あの絶対的守護神トウリュウジさんですか???うわぁぁぁぁ!ここでお会いできるなんて!!さいっこぉ!!」
一同「………」
マモル:「はっ!すみません…自己紹介が遅くなりました記者のマモルですよろしくお願いします!」
トウリュウジ:「おう!よろしくな!」
マモル:「うぐっ!あ゛、ありがとうございます…!」
はる:(頑張り屋さんってことがよくわかるなー可愛い)
トウリュウジ:「いいってことよ!!」
チョウ:「仲良しでいいっすね~ちなみに俺の名前はチョウって言いますよろしくっす。そんで横にいるのが俺の先輩シンって言います。どちらも保育園の先生をやってるっす。」
はる:(目の下くまあるんだけど?これで保育園の先生なのか…)
シン:「ど~もチョウの話どーりシンって名前~よろしゅ~。あとはそこの顔そっくりのお二人?自己紹介ど~ぞ」
はる:(怖っ、目開いてないし完全裏社会の人じゃん!)
フウカ:「はい。私の名前はフウカそしてこちらは弟のレッカ双子です。」
レッカ:「よろしくお願いしますね」
はる:(そっくりだな~弟さんお姉ちゃんの腕がっしりと組んでる、弟さんお姉ちゃんに依存してる感じがして危ない雰囲気漂ってる、、、怖っ)
ライカ:「は~いライカでーすお願いしまーす。んで俺の相棒はるでーすお願いしまーす。」
はる:(???!!!いつの間に相棒になったの?!)
ライカ:「はーいこれで全員の自己紹介終わりー今日はもう寝よ~解散でいいよね?」
カリン:「はーい僕ももう眠たいから寝るおやすみ」
トウリュウジ:「寝るの早いな坊主ぅ身長気にしてんのか?」
カリン:「ぅっ!ふん!」
一同(ありゃ図星だな~)
はる:「自分もももう寝ますねおやすみなさい」
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ライカ「ねぇあーいぼうっ♪」
はる:「ひっ!!!」
ライカ:「あっははは!相棒って耳弱いよね~ほんと面白いあっははは!」
はる:「ど、どうしたんですか?私のあとついてきて」
ライカ:「んー相棒の部屋まで送ろうかなって」
はる:「それだけではないでしょ?」
ライカ:「あぁ、バレちゃったまぁ送るのは本当だよ相棒とちょっと話がしたくてさ」
はる:「わかりました部屋に着くまでですよ」
ライカ:「(よっしゃぁ)コホン、相棒って何でこのゲームに参加したの?」
はる:「えっと不良品の手続きの手紙が届いてそれにゲーム招待の手紙が同封されてたって感じかな?」
ライカ:「ふーん、俺はねぇ相棒と全くと言っていいほどお、な、じ。これって不思議じゃない?実はほかの人に聞いたら相棒が言ってたこととおんなじ感じで参加したらしいよ。うんうん不思議ー」
はる:「確かにね。あっそろそろ部屋に着くから送ってくれてありがとうね。」
ライカ:「うん、また明日。味方になれるようにね」
はる:「…うん」
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ゲームマスター:「7:00になったよぉ♡!早く起きて♡今日は役割が配布されるよ!みんな役割を確認してね♡」
こんなに目覚めが悪い朝は久しぶりだ、、、早く役割を確認しないと、
「水野はる様
あなたは、、、人狼となりましたので精一杯頑張ってください!ちなみに味方はライカ様となります!このことは秘密でお願いします!」
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