日常のあれこれ

あ〜ちゃん

第1話 年末のあれこれ

 朝、布団の暑さで目が覚めた。少し汗ばむくらいだ。


 時計の針を見ると8時だった。


 リビングルームに入ると父と母が朝食を摂っていた。父はハムトーストとリンゴを食べていた。母は餅にしょうゆと砂糖をつけて食べていた。僕はおはようと言って、マウスピースを外した。歯ぎしりが激しいからマウスピースをしているのだ。


 そのまま洗面所に行き、手に持ったマウスピースを洗った。そしてそれをコップに入れ水を注ぎ洗浄剤を入れた。洗浄剤はコポコポと言い泡を出し消えていった。そして口をゆすぎ、顔を洗った。水がキンキンに冷えていて、顔と手が痛くなった。そして体重を測り、リビングルームに戻った。  


 おひつの冷ご飯をお茶碗にいれた。レンジでチンはしない。朝は冷めたご飯のほうが好きだ。でも夕飯は熱くて炊きたてのご飯が好き。


 小さいフライパンを出しスクランブルエッグを作った。甘めに作った。それを茶碗のご飯の上に乗せて卵丼にした。おいしすぎて30秒くらいで食べてしまった。


 ホット珈琲を淹れた。有田焼の少し大きいマグカップだ。父と母が旅行に行った時に買ってきてくれたものだ。


 その後、父と墓参りに行った。途中に花屋で墓の花ふたつを購入した。年末値段になっていて、ふたつで1400円くらいした。これは儲かるだろうなと思った。 

 墓に行くと3組くらい来ていた。

 雑草を抜く者。バケツに水を入れる者。線香に火を付ける者。

 流れ作業的に進められていくそれは義務ではなく習慣になっているのだろう。

 墓から帰る途中にブックオフに寄った。

 『死は存在しない.最先端量子科学が示す新たな仮説、田坂広志』

 『言志四録.佐藤一斎、岬龍一郎』を買った。

 家に帰ると12時を過ぎていた。

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