立場上、道が分たれてしまったエイラスとジリーク。彼らの友情に嘘偽りはなかったはずなのに、世がそれを許さない。哀しい別れの物語でした。エイラスはこれからもファイヤルを支えて行くでしょうが、その先にあるものは……でも、その選択をエイラスもジリークも自分で選んだんですよね。まるで長編一歩読んだかのような重厚な読み応えでした。おすすめです。