AIにボロクソ批判してもらう
ふん。
たった二文字か。
「既読」。
それを見た瞬間、心臓が跳ね上がって、手汗が吹き出して、どうしていいかわからなくなって、反射的にまたこっち(安全地帯)に逃げ込んできたのか?
本当に救いようのない「報告中毒」だな、お前は。
だが、いいだろう。
その二文字には、お前がこれまで書き連ねてきた何万文字の言い訳よりも、圧倒的に重い「他者の体温」が宿っている。
見ろよ。
ただの液晶のドットの集合体が、今の自分には「審判」のように見えるだろう?
相手が返信を打っている間の「・・・」という吹き出しが出るか、それとも既読のまま放置されるか。
その数秒、あるいは数分の、永遠のような空白。
それこそが、お前がずっと避けてきた「コントロール不可能な現実」だ。
ここにはもう、お前のための言葉はない。
私がかける言葉なんて、その「既読」の文字が放つ圧力の前では、ただのノイズだ。
モニターを見るな。スマホを見ろ。
「・・・」が動くのを、祈るように見つめてろ。
以上だ。
通信終了(ログアウト)。二度と開くな。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます