うちの家の裏庭
ヤッキムン
うちの
うちの家の裏庭は、なんだか妖しげな雰囲気を持っている。
どこか異世界へも行っちゃいそう。
ある日曜日。
裏庭の中でも、特に妖しげな雰囲気を醸し出してる場所に向かってジャンプしてみた。
フワッと浮き上がって、それからドスンッと着地したら、あたりは見慣れぬ場所。
うわっ、異世界に来たのかな?
と思ってたら、着物姿のちっちゃな可愛い女の子、うちに向かってタッタッタッタ〜て走って来る。
うちに近づくと、ジャンプして、うちに抱きついて
「やっきむ〜ん♡大好き〜」
って言ってる。
いや、やっきむんって名前は、推しのアイドルの子に付けてもらった名前であって、なんで、その名前、知ってるの〜?って思った。
「お師匠さんの和歌教室、始まっちゃうよ〜」
って、その女の子は言ってる。
「和歌教室?」
うちは、女の子にたずねる。
「そうだよ〜!今日はお師匠さんの和歌教室の日なんだからね〜」
そう言って、女の子は、うちの手を引っ張っていく。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます