踏み出したい者が書いた手記

カミブクロ

手記の中身

 私は常日頃から、自らに自問する。非生産的な日常で送っているだけで良いのか。仕事がある、時間が無いと言い訳を並べ、今日こそはと決心した心を払いのけて良いのだろうか。

 自答は、良いわけがない。でも、仕方がない時もある。そんなのばっかりだ。

 私は何かを始めようと思い立った時。希望に輝き、理想に胸を高鳴らせることが多いが、そんな期待はあまりに淡いと思い知らされる。すぐに才能が無いだとか、向かないだとか、あるいは続けられないと判断してしまうから。ただ、それは無論私の技術不足や根気不足、知識不足から来るものだと分析は出来る。そしてそれらを調べる。


...やはり、能が無いと言って投げ出してしまう。

 これはおそらく、最初から完璧な物を作り上げたいという思考が行動を邪魔しているのかもしれない。そこで何かを行うハードルを、無意識に上げてしまっているだろうか。勿論、最初から高いクオリティを求めてしまいがちな気がするが、それは非常に難しいことのはずだ。上手くいかない最初の期間を、どのように耐えるべきか。


 数字を見ないこともある意味必要。モチベーションが下がることもあるだろうが、なら一度離れても良いのではないか。無理にそれに手を付けようとしなくとも、また気が向いた時に...私はまた逃げそうだ。


 始める際/それを再開する際に、軽くルールを設けるのも良いかもしれない。よく聞く話で、まずは1分や2分ほどの短い時間だけやって終わりにする、というもの。それなら確かに出来そうだ。完璧を求めてしまいがちな、怠惰な私には特にピッタリだ。

 これは他にも応用出来る。長いエッセイを書きたいと思う時、まずは少ない文字数から。ランニングを行いたいと思うなら、短い距離から。そのどれも、短くすることで継続のハードルが下がる。それをしている間にやる気の波に乗れば、勢いで最後まで...


いけるのかもしれない。いけたら良いな。


 何かを始めたいと思うとき、まず「始める」こと自体が難しい。そしてそれを継続することも同様に。ただ、まずは一歩前に出て、自分からやらなければ当然なにも始まらない。期待と不安の入り混じる胸中と、どう歩んでいくか。まずはこれだけと決めて、継続することも重要。


 私はこの手記にて、一歩前に踏み出せたと思っている。以前であれば、これすらも書かなかったのだから。まずはここをスタートラインとして、歩み出していこうと思う。立ち止まるのも、引き返すのも決して悪いことではない。ただ、少しでも進もうと思い、一ミリでも進んでいるなら、それで。





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