星境いの青年

のらにのい

星堺い

 1つ1つは交わることがない世界。無限に広がり続いている。そして、無限に消えていく。

私はただ見続けるだけ...今までもこれからも。


「おや、ここに来る者がいるとは驚きましたね。あなたも物好きだね。あなたが何者であるか私には関係ないですね。自分はただこの宇宙...いや平行宇宙を見続ける者。あなたがどの世界に向おうが関係ないですよ。」青年は淡々と話を続けた。

「ここは平行宇宙の間、あなたの宇宙は何処かにある。そして、あなたではないあなたがいる宇宙はたくさんある。すべては同じに見えても1つの選択で分岐が起こる。ここはその分岐点ともいえますね。さて、自分がこのまま長々話していても何も始まらないですね。」 

 青年は語りながら平行宇宙を眺めた。

「自分はここで見守る者。あなたはこのまま宇宙を見ることが出来る。もし少しでも興味を持つならそのまま進むがよいです。興味なければ見ない選択肢も出来ます。よく考えて下さい」

「自分はあなたの選択を尊重します。ただ一つ言えることは、どちらを選んでもあなたの未来が変わることです。」青年はそういうと平行宇宙に手を伸ばした。



「さぁ、興味あればこちらにお進み下さい。」

青年が手を伸ばした先出来たのは物語の扉であった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

星境いの青年 のらにのい @ptw258456

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る