第114話

もちろん

15歳の終わりに

性別変更した時から

もう覚悟は、あった。


しかし

今、思うと

正直に言うと


今の女性となって

生きている自分は

夢の中にいるのでは?


目が覚めたら

以前のように

男に戻っているのでは?

とか

俺は度々

思うことがあったんだ。


しかし

処女喪失後には

そんなことは無くなった。


処女喪失後に

変わったことは

まだ他にもある。


女性としての

自分に自信が

持てるようになったことだ。


性別変更して

二年以上経っても

周りの女の子たちに


俺は何か変な

コンプレックスを

持ち続けていたんだ。


それは

おそらく

女の子経験の

短さからのものだろう。


いくら

女性適応教室の

カウンセラーから


瑠美菜ちゃんは

もう大丈夫だよ!


女性として

十分にやっていける!

太鼓判を押されても


本当かな?

俺は二年以上

どこか不安だった。

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