第20話

本来なら

客観的に考えて

俺のルックスでは


大手モデル事務所に

スカウトされるような

レベルではなかったんだ。


それでも

スカウトされたのは

長年の経験に基づいた

社員の勘だという。


ルックス以外の

プラスαというか

付加価値というべきか。


そんな雰囲気が

俺にはあったらしい。


瑠美菜ちゃんって

昔はヤンチャしてたよね!

とは

何人かの社員に

元ヤンキーだったと

俺は見抜かれている。


そうわかるのは

モデル業界にも

元ヤンキーの子は

珍しくないからだ。


同じ事務所の

先輩、後輩にもいる。


もちろん

本人は隠しているが

同じ匂いを感じるから

俺には何となくわかる。


元ヤンキーには

当人しかわからない

独特の雰囲気がある。


おそらく

相手の方も同じで

俺が元ヤンキーだと

気づいているだろう。







  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る