【祝350PV&週間SFランキング202位】やり込み系実況者がVRMMOを始めると~アイテムを全部集めるまでこのゲームやり込んでみた!~

接ぎ木ゆる

一章:始まりの草原と隠し種族

0話 スライム潰しと回想

 はぁ、どうしてこうなったんだか。


 俺は剣杞憂、どこにでもいるようなおっさんゲーム実況者、だった...ほんの二週間前までは。


 眼の前にいる黒くてどでかいスライム達をぐちゃりという鈍い音を立てながら叩き潰しつつそんなことを考える。


「ああ、もう!鬱陶しいな!」


 俺が一度スキルを繰り出すごとに平均二〜三体ぐらいが倒れていく。

 スライム達は攻撃が当たるごとにまるでゼリーのように砕け散っていき、周囲に散らばっていく。

 その近くを浮遊している光の球――カメラ――がついていく。


コメント・やっぱ強いんだよなこいつ

コメント・やり込み癖がなかったら人気出るのに

コメント・ほんとほんと、このチャンネル俺らのたまり場になってるし


 あれからもう二周間たったのか......こんな事になったのもあんなことがあったせいだよな。

 おっといかんいかん、怒りがぶり返してきた。


 怒りに任せ黒いスライム――ブラックスライム――を潰すと地面ごとえぐれていった。


 これ以上地面を破壊するのはまずいし。そろそろ我慢できるようにならないと。

 それに、今の状況も俺のせいだしな。


 そう二週間前のことに思いを馳せるはせる

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