美食健康レポート

ホショミ

第1話 恐怖の食事指導





慢性の肝炎で三ヶ月に一度病院に通っている。

そして、血液検査の結果、糖尿の数値が上がり始め、数値を下げるために軽い薬を飲んでいた。


しかし。

体重が重すぎると指摘を受け続けている。

もちろん。

今まで何もしなかったわけじゃない。

いろんなダイエットを試みた。

でも、痩せても2キロが限界。

もっと20キロとかそれ以上の減量が必要なのだ。


来月は通院がある。

恐怖の食事指導の問診。

それ以降痩せなかったら

薬が出る。

来月。

それまでに

減量の結果を出して

食事指導を回避したいと思い

これまでの人生の食生活を

振り返った。


端的には、いまは、食べ過ぎだ。

やっぱり……

というか、食べたら食べた分だけ太りやすい体質だし、運動してもお腹が減る。


いろいろと生活を見直して、

最近は、

おにぎり・お味噌汁・納豆卵・温野菜のシンプルな食事生活に入り、あまり美食への欲が薄くなりつつある。なんでも少量で満足できるようになった。



結局、動いたらその分エネルギーが必要になる体になっているし惰性に慣れているから

運動は、そこそこにしている。

壁を使ったエクササイズに取り組むと、ぼくの場合、かなり筋肉痛になる。

でも、体操としては、ぼくに合っていて、毎日続けることができている。


基本の食事パターンや運動を繰り返すことは飽きるかと思い込んでいたけれど、そんなことはなかった。

いまは3キロ体重が減った。


まずは来月の通院。

少しでも減量して

血液検査で糖尿の数値が下がるように。


とにかく

無理せずに基本の食事を続ける。

えいエイ・オー!!!

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