異世界転移の導入が臨場感たっぷりで、状況の危うさがしっかり伝わってきました。雑用係から始まる立場と“死骸を武装化する力”のギャップも魅力的で、この能力がどう広がっていくのか気になります。
異世界転移ものとしての導入がとても丁寧で、派手なチートより先に「この世界でどう生き残るか」が描かれているのが好印象でした。剣も魔法も使えない主人公が、冒険者ギルドの雑用係として足場を作っていく流れに説得力があります。二つの月、ドラゴン、ギルドの喧騒、聖剣・魔剣・アーティファクト、封魔戦争、八咫烏の噂と、序盤から世界の広がりも十分。まだ弱い主人公が、やがて死の力を武装として纏うのだと思うと期待が膨らみます。怖さと好奇心が同時に進む語り口も魅力的で、先の展開を追いたくなる王道ダークファンタジーです
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