詩のように読みやすくて美しい言葉選びで紡がれる日常が、始まっておわるまで。うっとりするような登場人物のネーミングも古風な和の世界の情景も大好きなんですが、何より刺さったのは喪失の美しさでした。人間関係の喪失や別れに惹かれる同志とこのお話を分かち合いたい、読んで欲しいです。