~入学式の陣~

「母親 さて、朝だ。飯を食え!!!」

「父親 わぁい、でっかいアジだ~~~」

「子供 ………」

「母親 おら、早く食わねぇと遅刻するぞ!!!」

「父親 う!?!?!?アジの骨がのどに!!!」

「母親 病院に行っている時間は無い、放置だ」

「父親 痛いよう」

「母親 おら、食い終わったならさっさと支度しろ!!!」

「子供 ………」

「父親 わぁ、今日はメロンソーダ色のチェックだ~~~」

「母親 ビャァ!!!本来はふんどしで行くべきなのに、どうしてそう可愛らしい格好で行くのだ!!!入学式を何だと思っている!!!」

「子供 ………」

「母親 アファギャ!!!言って聞く奴では無いか!!!ならば暴力に訴える他に無い!!!」

「父親 でも、そんな事していたら、遅れちゃうよ~~~」

「母親 モギャッタ!!!もういい、早く行くぞ!!!」

(小学校に向かい、大量の小学生が行き交う賑やか音)

「父親 わぁい、小学生がいっぱいだん!!!」

「母親 ウグオギャ!!!何故誰一人ふんどしを着用していない!!!愛国心はどうした!!!」

「小学生4 あの人、怖いよう」

「小学生4母 目を見ちゃ駄目よ」

「母親 クググヤヤオア!!!これも鬼畜米帝の仕業!!!GHQは、この素晴らしき大和民族の愛国心を葬り去った!!!絶対に許さん!!!第二次大東亜戦争だ!!!」

「父親 わぁい、小学校に着いたよう~~~」

「母親 ワイカアイサアジュア!!!原辰徳!!!私は体育館で待っている!!!子供、お前はそっちだ!!!逃げるなよ!!!」

「子供 ………」

「小学生4 あの人、あなたのママ???」

「子供 ………左様で御座います」

「小学生4 ???」

「小学生3 なんだお前、気持ち悪いな」

「小学生5 そう言う事言ったらだめだよ~~~」

「小学生1 なんでもいいからゾウさんゾウさん~~~」

「小学生2 おい、教室はこっちだ!!!」

「小学生6 待ってよ~~~」

「小学生7 桜、きれいだよ~~~」

「小学生4 みんな揃ったね~~~」

「小学生3 早く教室に行くぞ~~~」

「小学生達 わ~~~い」

「担任 こんにちわんこそば。我こそが、お前らの担任だ。担任の指示は絶対だ。わかったな???」

「小学生達 はぁい~~~」

「担任 ではこれより、体育館に移動する。出席番号順で並べ~~~」

「小学生4 ねぇ~~~、名前なんて言うの???」

「子供 蓬莱蓮花と申します」

「小学生3 やーややーや!!!おれが一番まえだ!!!」

「小学生5 でも、番号順だよ~~~蓮花ちゃんが一番まえだよ~~~」

「小学生6 なんでもいいよ~~~」

「小学生2 おれはうしろがいい~~~」

「担任 早く並べ~~~遅れるぞ~~~」

「小学生達 はぁい~~~」

「担任 良し、体育館に着いた。順番が来たら、入場だ」

「小学生1 ゾウさんゾウさん~~~ぞ~~~う~~~さ~~~ん~~~」

「小学生4 せんせ~~~ゾウさんしてるよ~~~」

「担任 面倒そうだな。おい副担任、どうにかしてクレメンス!!!」

「小学生1 ほら、ゾウさん触ってイイゾ~~~」

「小学生5 わぁ、こっちに来た~~~」

「副担任 ペェ!!!我はロリコンだ!!!ゾウさんになど興味あるか!!!さっさとしまえ!!!」

「小学生7 ろりこんって、なぁに???」

「副担任 グヘヘ、かわいいね~~~たべちゃうぞ~~~」

「子供 教師足り得ない発言」

「副担任 ???きみはすんごくすんごくかわいいね~~~たべてほしいのかな~~~グヘヘヘヘヘヘ、はやくたべたいな~~~そうだ、後でたべちゃおう!!!」

「小学生3 なんか食えんのか???」

「副担任 うるせえ!!!ショタは黙ってろ!!!」

「教頭 今のは聞き捨てならない。万死に値する」

「副担任 ヒェェェェ~~~御慈悲を~~~」

「教頭 次言ったら、八丈島へ島流しだ」

「副担任 ヒェェェェ~~~二度と言いません~~~」

「小学生1 みてみて~~~ゾウさんすごいでしょ~~~」

「教頭 これはこれは、なんと立派なゾウさん。後でペロペロしてあげるからね!!!」

「校長 新小学生、入場の時間です~~~」

「担任 ピャァ!!!入場の時間だ、皆入れ!!!」

「小学生達 わぁいわぁい」

「校長 本日は、石破茂内閣総理大臣が御越しになられて鱒男~~~」

「石破茂 どうも、石破茂です~~~」

「小学生2 わぁ、テレビで見た事ある~~~」

「小学生4 わぁいわぁい」

「担任 何故埼玉の田舎学校に石破が???」

「教頭 総理には、事情があるのだ。これ以上口を出すと、干物になるよ???」

「担任 ヒェェェェ~~~何も知りません~~~」

「校長 それと、ドナルドトランプさんも来て増田~~~」

「ドナルド Your Fuck!!!」

「担任 とんでもねぇ…」

「校長 国歌、斉唱~~~」

「石破茂 俺が世は、千代に八千代に~~~」

「担任 何と言う独裁!!!」

「教頭 これより、校長からのお話です~~~」

「校長 本日は、御日柄も良く~~~」

「小学生3 なげぇ~~~」

「小学生4 そう言う事いっちゃだめだよ~~~」

「小学生1 そんな時でもゾウさんゾウさん~~~」

「小学生2 ホヨ~~~」

「小学生5 スピ~~~」

「小学生6 ネム~~~」

「小学生7 ハワ~~~」

「担任 まるで聞いていない」

「校長 これで話を終わり舛太郎」

「小学生3 やっと終わった~~~」

「校長 これより、石破茂内閣総理大臣の御話です~~~」

「石破茂 いわゆる、小学生は~~~」

「小学生3 なげぇ~~~~なげぇ~~~」

「赤沢亮正 総理、緊急事態です。研究中のミニフランドールが、何者かによって盗まれました」

「石破茂 そうですか、即座に官邸へ戻りましょう」

「ドナルド Yeah」

「校長 ???」

「赤沢亮正 校長よ、後は任せた!!!」

「校長 よくわかりませんが、総理達は帰ってしまいました。なので、入学式はこれにて終了!!!生徒達は教室に戻りましょう~~~」

「小学生達 はぁい~~~」

「担任 ふぅ~~~ようやく、校長と石破の馬鹿永い話を終えられた。そして、我が愛しき教室に戻れた!!!」

「小学生達 ガァガァゴォゴォボゴボゴ」

「担任 静かにしろ~~~教科書を配るぞ~~~」

「小学生5 わぁ、初めての教科書だ~~~」

「小学生1 いっぱいゾウさん擦り付けるぞ~~~」

「小学生6 でも、漢字ばっかりでわかんない~~~」

「教師 ふぇ???小学1年の教科書に、漢字なんてそう多く無い筈だが???どれ、見せてみろ」

「小学生3 おれのも漢字ばっかりだ~~~」

「教師 ブゴジャhバh!!!なんだこれは!!!『石破茂総理は、幻現一体を成し遂げる偉大な指導者で、これを否定する者は荼毘に付される』とか書いてある!!!ファギャットダ~~~」

「小学生4 どう言う事???」

「担任 誰だ、教科書を石破の称賛文にすり替えた奴は!!!出て来い!!!今なら怒らんぞ!!!」

「母親 それは私だ。何か文句あるかぇ???」

「担任 それにはパァ!!!何故保護者がそんな事を!!1」

「母親 我が父の偉大さを世に知らしめるのだ!!!」

「担任 ???なんでもいいから、さっさと教科書を元に戻してクレメンス~~~」

「教頭 その必要は無い。その教科書で、授業しろ」

「母親 ふっはっは、ふっはっは」

「担任 教頭が言うなら、仕方無し。でも、石破嫌いだよぅ」

「母親 ヒィィアガジャ!!!お前をエイブラムスの砲塔に詰めるぞ!!!」

「担任 ヒェェェェ~~~御許しを~~~石破総理万歳~~~」

「母親 それで良し。それと子供、ちゃんと授業受けろよ!!!そして、我が父の偉大さを、思い知るが良い!!!首を洗ってマッテオ家!!!」

「教頭 では、ちゃんとやるんだよ」

「担任 あんあんあ!!!教頭も、あの母親も。石破を父に見立てて崇めるなんて、頭がポップコーンだ」

「小学生3 早く授業して~~~」

「小学生2 ファヤァ~~~」

「小学生1 ゾウさんです男!!!」

「担任 そうは言っても、授業は明日からだ。今日は入学式の日だからな」

「小学生4 え~~~授業したいのに~~~」

「小学生5 わぁ~~~」

「小学生6 授業って、おいしいの~~~」

「小学生7 早く帰りたいよ~~~」

「担任 ところで、小学校では、おともだちを多量に作らねばならない。なので、隣の人と仲良く話せ~~~」

「小学生1 おれのゾウさんすごいぞ~~~」

「小学生3 おれのもすごいだろ~~~」

「小学生4 ねぇねぇ、これすごいでしょ~~~食パンを留めるやつ~~~」

「小学生7 わたしはこれだよ~~~取れたUSB-Cの先端~~~」

「小学生5 これもすごいでしょ~~~東武東上線準急のパンタグラフ~~~」

「小学生6 これもあるよ~~~鳥取スカイツリーのアンテナ~~~」

「小学生4 そうだ、蓮花ちゃんにもみせてもらおうよ~~~」

「小学生7 わぁいわぁい」

「小学生4 蓮花ちゃん~~~みせてみせて~~~」

「子供 申し訳御座いません。現在、御求めの品を御提示出来る状況に在りません為、本日は御引き取り願います」

「小学生5 ???」

「小学生4 持ってないの~~~」

「子供 申し訳御座いません」

「担任 さて、時間だ。静かにしろ!!!明日以降の事は、そのプリントに書いてある。書いてある通りに、持って来いよ!!!」

「小学生7 でも、おじさんの顔しか映ってないよ~~~」

「担任 ウギャ!!!なんだこれは!!!スターリンの顔写真では無いか!!!またあの母親がすり替えたのか!!!」

「尾崎 警視庁だ!!!神妙に致せ!!!」

「小学生4 怖いおじさん達だ~~~」

「市川 被疑者無免許教師、総理官邸に対する威力業務妨害の罪で、通常逮捕する!!!まあ、手書きの逮捕状だが!!!」

「担任 ファ!!!なんだなんだ!!!確かに私の本名は無免許教師だが、威力業務妨害だと!!!なんだそれは!!!私はやっていないぞ!!!」

「市川 でも、君が手に持っているプリントに、スターリンの顔写真が載っているよね???じゃあ、そう言う事だよね???」

「担当 何がそう言う事だ!!!そもそも、これはあの母親が!!!」

「尾崎 話は署で聞く。さあ、連行だ」

「捜査員A 対戦車水鉄砲Beta32、発射!!!ぼちゃちゃちゃちゃ!!!」

「担任 冷テェ~~~」

「副担任 えー、担任が連行されたので!!!今日は解散!!!グヘヘヘヘ、これでこのクラスはワイの物に…どこにカメラを仕掛けようかな…ッハ!!!今のはなんでも無いゾイ!!!」

「小学生5 帰っていいの~~~」

「副担任 早く帰ってね~~~じゃないとカメラを仕掛けられないからね~~~」

「小学生達 わぁいわぁい、早く~~~帰るぞ~~~」

(昇降口の前でたむろする小学生達のポォポォ音)

「母親 さて、帰るぞ!!!」

「父親 もっと茂の話聞きたかったよ~~~」

「母親 さて、明日から本格始動するお前の小学校生活は、全て私が決定する。お前は、私の言う通りに生きれば良いのだ」

「子供 ………」

「母親 jdqhウェdgクィウ!!!返事も出来ねぇごみ野郎が!!!」

「副担任 ちょっと話いいですか~~~」

「母親 何だ、言ってみろ」

「副担任 お子さん、知的障害があるんじゃ無いですか???」

「母親 アヅghクァヅyh!!!何を言う!!!私を侮辱しているのか!!!死にてぇのか!!!」

「副担任 落ち着いて聞いてください。お子さんは、周囲のおともだちと上手くコミュニケーションが出来ないようなのです。親御さんも、お心当たりがあるのでは???」

「母親 うう、言われてみればそうだ…幼稚園の時も、誰一人おともだちは居なかった上に、まともな会話が出来なかった。激しい無愛想で、見るに堪えなかった…」

「副担任 そうでしょう。それは、知的障害があるからなのです。一度、検査をしてみては如何でしょうか。その方が、親御さんも気が楽になりますよ」

「母親 そうか…お前は知的障害者だったのか…では、テストの画策をしなければ!!!」

「副担任 帰ったら、川越児童相談所まで電話するといいでしょう。そこで、知能検査を受けるのです。グヘヘhッヘッヘッヘヘッヘhッヘエッヘhッヘヘヘエ!!!」

「母親 良し!!!帰ったら予約だ!!!おい子供、真面目に受けろよ!!!では、全速力で帰宅する!!!qhンwdj!!!」

「副担任 あいつが知的障害者に成れば、ワイの夢が叶う!!!知的障害者なら、ワイが常にそばに居ても極めて自然だ…そして二人きりになり、あんな事やこんな事を!!!」

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