虐待と疎外に満ちた日常を送る少年が、自らの負の感情から生まれた怪異「狂い魔」によって全てを失う絶望から始まる。感情が「魔力」として可視化され、主人公の「怒り」が自身の魔物に奪われ数値がゼロになるという設定が独創的だ。過酷な過去を背負った少年たちが、訓練場で自らの内面と向き合いながら「神」へと至るための過酷な修行と、魔力による異能バトルが描かれる。重厚な心理描写や、虐げられた主人公の逆転劇を好む読者におすすめできる。
期待の新人です!!