読んでみると綺麗な詩的表現におっとなります!
季節の変わり目特有の身体の違和感と、朝の判断ミスが重なっていく流れに、思わず頷きながら読み進めました。「ああ、こういう朝あるな」と感じさせる描写がとても自然で、心地よかったです。疲れたときの人間らしさがなど、どこか自分にも覚えがある感覚がありました。毛布の重さや部屋の空気まで思い出すような、そんな生活の一コマを切り取った作品だと感じました。