「僕は冬に恋してる。」ここが本当に綺麗です。“貴女”ではなく、“冬”に恋している。人ではなく、失われた季節や、戻らない時間。読後、白い息だけが残るような……。静かで、冷たくて、なのに妙に熱い。まるで、雪の中で昔の夢を見ているみたいな物語。