第1章 恋人がいなかった頃の自分

 今の恋人がいなかった頃の学生時代。

私は、デートに憧れていました。歩いていてカップルに出会う度に、片想いしている初恋の人を思い出して、恋しくなって、連絡をしていました。でも、あくまでもその人とは友達です。2人で出かけることはありましたが、手を繋いで歩くなんて夢のまた夢。見えない壁がありました。

でもね、今の彼氏ーー人生初のパートナーに出会ってからは、嫉妬しなくなりました。


 え?彼氏できたんだから、当然でしょって?まあ、そう思いますよね。でも、冒頭でもお話した通り、その彼氏とは、3ヶ月たった今でもデートしたのは1回だけです。でも、他のカップルに嫉妬はしません。私は、今のパートナーに出会って、デートをしなくても幸せな、LINE・声・挨拶・ぎゅ〜で満たされる恋を知ったのです。

第一章はここまで。二章からは、彼氏との出会いから、順を追って話していきますね。

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