主人公：エリオット

年齢

16歳前後（転生後）

外見

- 霧のように柔らかい黒髪

- 灰青色の瞳は、光の角度で色が変わる

- 華奢で中性的、影のように静かな存在感

- どこか“夢の途中”にいるような表情

性格

- 受け身に見えるが、芯は強い

- 世界の“違和感”に敏感

- 相棒アッシュに振り回されつつも、なぜか嫌いになれない

- 自分が“主役ではない”ことを薄々感じている

- 優しく、寂しげで、どこか諦観を抱えている

能力／特性

- 世界の“揺らぎ”に触れると、正しくも壊れもする

- 前世の記憶は断片的で、物語の核心に関わる

- ルミエにとっては“観測対象”であり“鍵”

物語上の役割

- 表向きは“主役候補”

- しかし実際には、相棒アッシュが物語を動かす

- 世界の崩壊と再生の中心にいるが、主役ではない

相棒：アッシュ

年齢

見た目は15〜17歳

実年齢は不明（世界の外側の存在）

外見

- 淡い金髪、光を吸うような灰色の瞳

- 性別不明の中性的な美しさ

- 逆さまに立っていても違和感がないような雰囲気

- いつも笑っているが、どこか寂しげ

性格

- 無邪気で残酷、優しくて嘘つき

- エリオットを助けると言いながら、事件を悪化させる

- 世界のルールに詳しいが、説明はいつも不完全

- エリオットに強い興味を持っている

- 世界よりも“エリオット”を優先する傾向がある

能力／特性

- 世界の“理（ルール）”を書き換える

- ただし書き換えると世界がバグる

- エリオットの存在に強く反応する

- 記憶が欠けている（意図的に消された可能性）

物語上の役割

- 実質的な“主役”

- 世界を混乱させるトリガー

- エリオットを守る理由が物語の核心

世界の管理者：クロノ

年齢

外見は20代前半

外見

- 黒い外套

- 時計の針のような瞳

- 無表情で、感情が読めない

性格

- 冷静で淡々

- 世界の秩序を守ることだけを目的としている

- アッシュを危険視している

- エリオットを“主役候補”として監視している

能力／特性

- 時間の流れを調整する

- 世界のバグを修復する

- ただしアッシュの干渉には追いつけない

城の使者：ミラ

年齢

見た目は12歳ほど

外見

- ガラス細工のような透明感

- 銀色の髪、淡い青の瞳

- 感情が薄いが、時折子供らしい仕草を見せる

性格

- 無垢で残酷

- エリオットに興味を持つ

- アッシュを“危険なバグ”と呼ぶ

- 世界の裏側を知っている

語り手：ルミエ・キャロル

立ち位置

- この異世界を“書いた”とされる人物

- しかし本人は「書いた覚えはない」と言う

- 世界の住人からは“語り手”と呼ばれる

- エリオットとアッシュにだけ姿を見せる

- 世界の外側と内側を行き来できる唯一の存在

外見

- 年齢不詳（10代にも20代にも見える）

- 白いインクをこぼしたような銀髪

- 目は淡い琥珀色で、光の角度によって文字が浮かぶ

- 古い洋装で、袖口に紙片が挟まっている

性格

- 穏やかで丁寧、しかしどこかズレている

- 自分が“作者”であることを否定したり肯定したりする

- エリオットには妙に優しい

- アッシュには警戒と興味が混ざった態度

- 世界の崩壊を「美しい」と評する危うさもある