慣れとは恐ろしい、という言葉もあるが、今まで自分で気づいていなかった観点が書かれていたこともあり、考えさせられた作品。感情の麻痺や鈍麻が社会的問題の一つであると見ると、現代社会の問題をえぐってもいる。あなたも私も日々のニュースに感情の鈍麻を起こしてないだろうか?戦争時の心理の一端を理解できるようなオリジナリティーの感じられる一作。SFという記載もあるものの、ヒューマンドラマという表記の方が、より内容に沿っている。戦争について考えたいと思った方にも読むことを薦められる。