第3話 館へ入っていくあなた



 霧は薄れてきたものの、あまりにも寒すぎる。夜になり気温がさがってくるようだ。


 そう考えて、あなたは玄関の扉を押しました。なかは薄暗いですが、広いホールになっているようです。左右に廊下が伸び、さらに正面の奥にも真っ黒な闇がわだかまっていました。


「すみません。誰かいませんか? 道に迷ったんですけど」


 あなたの声が予想以上に反響しました。すると、どこか屋敷の奥のほうで、カタリと音が聞こえました。


 ハッとして、あなたは息を殺しました。なんとなく見つかるといけない気がしたからです。


 そもそも助けを求めに来たのに、屋敷に入ったとたん、わけもなく恐怖心をおぼえました。


 あなたはこの屋敷の内部に見おぼえがあります。以前にもここへ来ているんじゃないかと感じています。そのとき、恐ろしいことがあったのかもしれません。


 ドキドキしながら、あなたは考えました。


 選択肢は三つあります。


 1、右の廊下へ行ってみる。

 ※4ページへどうぞ→


 2、左の廊下へ行ってみる。

 ※5ページへどうぞ→


 3、音のした正面の廊下へ行ってみる。

 ※6ページへどうぞ→

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