第7話 デスゲーム初日の終わり
「はい、こちらが冒険者ギルドカードです。失くさない様にお気をつけてください、
再発行は、手数料が掛かりますし、色々と面倒な事になるので。」
うわぁ、絶対に失くさない様に気をつけようと、私達は心に刻み込んだ。
その後、コハクちゃんが杖を返却し、
私達は冒険者ギルドを後にした。
◇
「ソルテちゃん、フェニィ教官が言ってた、進化ってもしかして…」
『そうだねー、きっと進化すれば種族が変わると思う。』
「やっぱり、そう言う事だよね〜」
進化かぁ、まぁ楽しみかな。
どんな種族があるかな、ワクワクするなぁ。
「というか、もうかなり暗くなってない!」
『だねぇ、ログアウト出来ないから宿を取らないと。』
「初期装備で所持金が5000は、あるけど…」
そう、私達は宿屋を探して都市を歩いている(コハクちゃんがだけど、
私は抱っこされてます。)それに私はお金がない。
コハクちゃんに負んぶに抱っこだね、どうしよう?
「そうそう、SPの使い道決めた?私は「収納」かな、
残りは残そうと思うけど。」
「収納」ね、確かSPでしか習得出来ないスキルだった筈、
でもSP50は、重いと思うね。
『それじゃぁ、私は「鑑定」を取ろうかな。基本一緒だし。』
「SP100も使っちゃうの?」
『大丈夫、「鑑定」は、大事だしね!』
「ソルテちゃんが良いなら良いけど…」
そして私達は、それぞれスキルを習得した。
私的には、人を鑑定したら犯罪になるかが気になるけど、
わざわざ、危ない橋を渡る意味は、無いもんね!
◇
その後私達は宿屋を見つけて、
そこに食事抜きで宿泊を決めた。
宿泊代は、一人と一匹で1500だった。
「ソルテちゃんの代金が安くなって良かったよー」
『そうだねー素泊まりで一人1250は、初期じゃ高いよねぇ。』
今は、宿屋の一室のベッドにコハクちゃんと一緒に座っている。
もう少しで寝る予定だね。
「それじゃぁ…そろそろ寝よー」
「みゃーん(だねー)」
かなり眠いので寝る事にした、
私達は、配信を切っていない事に気付かなかった。
気付いたら大慌てするのは、
言うまでもない。
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