サンタさんって(他 随筆)

床の間ん

サンタさん



ーーーー ある朝、通学路を歩くわたしに、ちょくちょく見かける女の子が話しかけてきた。



 小学1年生の元気な女の子、

 見かけるだけで

 癒しをくれる。



女の子「ねー、サンタさんってホントにいるのかなー?」



女の子は続ける


   「たしかに、クリスマスの朝にはプレゼントが置いてあるのはホントだし…」



 

わたし「そっかーー」



わたしはこう続ける…


「んーーー、わたしはね、子供の頃


 サンタさんを見たくてね、

 がんばって起きてたけど

 いっつも寝ちゃってて

 そうしてるうちに、


 いつのまにか、大人になってたの。」





女の子「そっかーーー」






 あれから5年は経つけど、たまーに、まだ思い出す。





 おわり





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