この作品は、
・関西弁を喋る女の子・綾乃による現実的・生活者的なツッコミを交えながら
・ショーペンハウエル(哲学者ご本人!)の悲観的博識と共に
・『俺』という、現代的知性の皮を被った、読者への通訳の
軽妙な三人の会話で西洋哲学を易しく解説するものです。
これを読むと、いかに西洋哲学が誠実に世界と向きあってきたか、世界と向きあうために我ら現代人にどのような武器があるかを感じることができます。
哲学というものは、答えを出すものというよりは、誠実に世界と向きあうための手法であり、答えの無い問いへの解像度を高めていく遊びなのかもしれませんね。