ゲームオーバーの条件がチンゲンサイだった

@kafu714

第1話

突然ゲームをしていたら、チンゲンサイが出てきた。

「え…チン…ゲンサイ?」

夢かゲームのやりすぎなのかどちらかの可能性を信じて頬をつねったり、目をこすったり、昼寝をしてみた結果……

そこには数時間前と同じ光景を液晶が映し出している。

「ゲームしてたら画面にチンゲンサイ出てきたとか……ん?これって…」

グチグチと文句を言いながらsnsを覗いてみる、波のような情報量を躱していると一つの投稿が目に入ってきた。

「「なんかゲームやってたら画面に白菜出てきたんだけどなにこれwww」」

ゲームの画面を特殊な機材で切り抜いたのだろう、そこにはどこからどう見ても白菜が画面のど真ん中を占領していた。

「何なんだよこれ…」

苛立ちながらスクロールをしていると、ゲーム画面から尋常ではないほどの光が溢れ出していた。

「え、ちょ…なにこれぇぇぇぇぇーー!!」

野太い声と裏返った声が混ざったなんとも言えない奇妙な声が自分から発生したと思ったが今はそんなことどうでもいい。

「うわぁぁぁぁぁぁぁ」

男が画面に吸い込まれ、カタンとスマホが落ちた音と共にゲーム画面がぷつりと消えた。

数秒後またひとりでに画面がついたと思うと勝手に選択肢を選んでいく

→新しいデータで冒険をはじめますか?

それ以外に選択肢はない、また一人でに動き始める、そして「最期」にという文とともにある言葉が付け加えられていた。

→最期に、このゲームでのゲームオーバー条件はただ一つ

画面に出現したチンゲンサイと出会うこと

すべての選択肢を選び終わったのか、オープニングムービが始まろうとした瞬間。

バチバチとものすごい音を立てプツンと…テレビの画面が黒一色になった。

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