登場人物紹介

登場人物紹介


◆ 主人公


リリア・フォン・エルグレン(17歳)

元・男爵令嬢/現・ダンジョン管理者(のち領主)


属性:状態異常特化魔法使い


使える魔法:

毒・麻痺・睡眠・幻覚・混乱・恐怖・鈍重・呪い

※攻撃魔法・即死魔法は一切使えない


評価(物語開始時):

「役立たず」「戦えない」「嫁に不要」


性格・特徴


穏やかで口数は少ないが、観察眼と分析力が異常に高い


感情的にならず、数字・仕組み・継続性で物事を判断


見下されることに慣れているが、心の芯はかなり強い


物語での役割


「弱い」と切り捨てられた能力を

経済・治安・戦争抑止に転用する逆転の象徴


殺さないことで、逆に誰も逆らえなくなる存在へ


◆ ダンジョン側


ダンジョンコア(通称:コアさん)

意思を持つ古代型コア


性質:攻撃力ゼロ/状態異常増幅型


性格:理屈っぽく、やや皮肉屋


リリアとの関係:

初めて「使い捨てない管理者」として認めた相棒


役割


リリアの戦略を数値化・最適化


ダンジョン経営の裏方ブレイン


◆ ダンジョン魔物代表


スリープスライム


睡眠特化の低級魔物


無害だが、集団になると凶悪


冒険者からは「一番怖い」と評判


ミストウルフ


幻覚・恐怖付与


直接攻撃しないため、死亡事故ゼロ


捕獲・退却誘導の要


※魔物は全体的に

「弱いが賢い」「殺さない」設計


◆ 元婚約者(ざまぁ枠)


アルベルト・フォン・クラウゼン(20歳)

公爵家嫡男/元婚約者


属性:高火力魔法使い


性格:

プライドが高く、成果は他人の手柄でも自分のもの


口癖:

「それは女が考えることじゃない」


役割


リリアを「無能」と断罪した張本人


ダンジョン経営を甘く見て介入 → 完全敗北


ざまぁの中心人物


◆ 王都貴族サイド


セシリア・フォン・クラウゼン

アルベルトの妹


表面は優雅、中身は選民思想


婚約破棄を正当化した一人


後半、兄とともに社会的に失脚


◆ 冒険者ギルド


ロルフ

中堅冒険者・現場代表


リリアのダンジョンを最初に高評価


「殺されない安心感」に価値を見出す


冒険者側の世論形成役


◆ 王国制度側


ハインリヒ

王国監査官


初登場時は冷淡・事務的


数字と実績でしか判断しないタイプ


リリアの報告書を見て態度が一変


役割


感情ではなく「制度での勝利」を証明する存在


◆ 国王


エドガル王

現実主義の王


魔力至上主義を容認してきた


リリアの成果により価値観を修正


終盤で公式謝罪を行う


人物配置のポイント(作者向け)


主人公は感情で怒らない


敵は「自分が正しいと思っている」


味方は「結果を見て寝返る現実派」

→ だからこそ、ざまぁが静かに刺さる


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