腕の立つ剣士アイゼンが、危険な本を管理するエルフの図書館に囚われ、やがて魔王封印をめぐる事件に巻き込まれていく物語です。最初は本嫌いと本好きの掛け合いが楽しいコメディですが、図書館に眠る禁書や、魔王崇拝の秘密結社の存在によって、物語にしっかり緊張感も生まれています。アイゼンは粗野に見えて観察力や判断力があり、マグリットを説得する場面では彼の人間味がよく出ていました。マグリットの長命種らしい時間感覚や、本への偏愛も魅力です。コミカルさと王道ファンタジーの熱さがうまく混ざった作品でした。
・最強の魔術師に振り回される「苦労人な主人公」が見たい・ファンタジーな世界観の中で、コミカルな日常と毒のあるユーモアを楽しみたい・「開けば国が滅ぶ」ようなヤバすぎる本が並ぶ、奇妙な図書館の謎に浸りたいそんなあなたに贈る、最高に「不本意」で「予測不能」な冒険。