魔法の童話

こにゃぽん

魔法の童話

キラキラと、宇宙で光るのは、ほしだけではない。と聞かれたら、どうあなたは答えますか?





 チリンチリン 風鈴の音がなる。さわやかな海の風が、ふわっと部屋の中に入る。あぁ、なんて幸せなんだろう。そんな気持ちだった。するとある声が聞こえたのだ。チュンチュン


ほとんどの人は、スズメだと思うだろう。だが、違うのだ。「ライト」私は、腕に乗ってきた白色のポメラニアンを見る。これがライトだ。「あっ。今日は、夏休みか。」私は一人そう言いぐっと背を伸ばせる。今日は夏休みパーティーなのだ。友だち三人が私のいえにくる。私はさっと立ち上がるとおしゃれな服にきがえる。するとちょうどチャイムがなった。


ピーンポーン


「はーい」私のお母さんが友だち三人を出迎えてくれる。「ね、ゆり、元気やった?!」こんな事を夏休み初日に言う人なんて全然いないと思う。「うん!」私は、すぐ答えゲームの準備をする。「まだゆり、童話すきやね~」友だちが近くにあったうさぎと亀の本を持つ。「まあね。面白いもん。」わたしは、そうかえした。その時、


ガラガラガッシャーン


「わっ!ゆり!」友だちは、叫ぶと、わたしは、「ご、ごめん!」床に転がったゲームをまた持ち机におく。するとまた、


ガラガラガッシャーン


今度もまた落としたかと思ったのに、周りを見ると草原だった。「えっ?」私は思わず声をだし歩いた。「えっ。ここどこなの?」戸惑いつつも、もう1時間半は歩いている。するとガヤガヤと声がしたのだ。「ど、動物!?」思わず私は声をだしてしまった。応援にきた動物ににらまれる。


「どこから来たんだ。」ライオンが問いかけてきた。私が答えられないでいると…「ずーっと向こうの木だよ。」なんとライトがいて答えてくれたのだ。


「つまりここは、ウサギと亀の童話の中?」私がおずおずきいてみると、「今から、ウサギと亀のレースなんだ。」ライオンが答えた。私たちは見せてもらえる事に、「スタート!!!!!」サルの声とともにウサギは走っていき、亀はゆっくり走っている。途中でウサギは、油断している。「私、どっちも勝たせたい!同点にしたい!」ライトは、見上げてくる。「ほんとにできるの?」心配している用だ。「大丈夫!!」わたしは亀が通った時にウサギに小石を投げた。「な、なんだ!?あっ!亀!!!」ウサギは、亀に追いつき、同点でゴールしたのだ。「やった~!!」その時、また、まばゆい光がきたのだ。「あ、あれ?動物は?」すると、そこはいつもの部屋だった。「ゆりなにいっているの。まあねてたもんね。」と、笑っている。でも私の手には、小石が握られていたのだ。きっと夢じゃない。そのとき、「ニュースです。ウサギと亀の童話は、本当は、同点だったのです!?」これって…


私は、うれしくなり、思いっきりジャンプしました。




ジャンプしたときは、友だちに笑われたけど…

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