閉店していなかった店

☒☒☒

第1話

 再開発で駅の反対側の商店街が閉店した。

 よい店もあったが、そんなに利用はしていなかったがやはりさみしくもある。

 そう思いながらシャッター通りを歩いていると、一軒だけやっている店があった。

 私は嬉しくて、惣菜を買った。

 いつもは人気の混んでいる店だが、人通りが減ったせいかすんなり買えた。


「まだ、やってたんですね」


 そういうと、店の人は何を言っているのだろうという目でこちらを見た。


 まあいい、いつもは人気で買えない惣菜が買えたのだから。


 私はホクホクしながら家に帰った。

 家に帰って包みを開けるとそこには、なんだかわからない得体のしれないものが入っていた。


 包装紙に書いてある電話番号にかけても誰もでない。

 SNSで調べるもあの店のことは、先日閉店してさみしい旨しか書かれていなかった。


 私は怖くなって包みを捨てた。

 ゴミの日が待ち遠しい。

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閉店していなかった店 ☒☒☒ @kakuyomu7

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