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青二才のアズル ~冒頭 短編版~

青二才のアズル ~冒頭 短編版~

紫煌 みこと

おすすめレビュー

★で称える
★★★
★3
1人が評価しました
本文あり
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本文ありのおすすめレビュー

  • 灯籠小四郎
    419件の
    レビューを投稿
    ★★★ Excellent!!!

    方向音痴の青年と小鳥が紡ぐ、笑えて熱い冒険の始まり

    方向音痴でポンコツ、でも根は優しくて勇気だけは一人前——そんな青年アズルの“最初の一歩”が、笑いと温かさとワクワクで満ちている冒頭短編。

    雨に打たれ、空腹で倒れ、鳥をから揚げと見間違えるほど追い詰められた主人公が、サラピという小鳥(魔物)と出会うことで、物語が一気に動き出す。
    アズルの情けなさと純粋さ、サラピの毒舌と愛嬌のバランスが絶妙で、掛け合いだけで読者を引っ張る力がある。

    そしてゴブリン戦。
    “強くないのに、誰かを守るためなら動ける”というアズルの本質が一気に花開くシーンで、読者は彼の成長物語をもっと見たくなる。
    コメディから一転して熱さが走る構成も見事。

    キャラの魅力、テンポの良さ、読後の爽快感。
    短編でありながら、長編の幕開けとしての期待感をしっかり残す、非常に完成度の高い冒頭。

    • 2026年1月25日 14:13