利休七哲、高山右近への応援コメント
冒頭部の
「礼儀正しさはええな。相手に爽やかさと気持ちよさを感じさせといて、それでいて、近寄らんといて、と思わせる」
「…………」
この会話で、二人の関係がピリッと伝わり、引き込まれてしまいます。
そして、ラスト、利休の変化を
利休の求める茶の、ひとつのかたちであろう。とまとめる上手さ、凄いです。
今回素晴らしい作品でした^^
利休、死罪への道をさらに一歩、進めてしまったのですね^^;
作者からの返信
お星様、ありがとうございます。
礼儀正しさって、人との距離を一定に保つものだと思うんです。
それをどう使うか――それに、右近の今の心境が出ればなぁ、と思いまして^^;
右近は利休の背後にいる秀吉を見ていたのでしょう。
そして利休もまたそれを見抜き、右近に教えられたのでしょう。
それはうつくしいものなのですが、利休にとっては死への道でした。
ですが利休は、それを後悔してはいないと思います。
お褒めいただき、恐縮です^^;
ありがとうございました。
利休七哲、高山右近への応援コメント
周囲からの評価は『高潔』、しかし自己評価は『潔癖』。
この隔たり、とてもきつかったでしょうね。
洗礼名も右近さんを追い詰めていたのかもしれませんし……
説得しようとして逆にされてしまう形になった利休さんの気持ちもわかる気がします。
それぞれの譲れない核、少ない言葉で通じ合うお二人のやりとり、とても読み応えがありました。
作者からの返信
お星様、ありがとうございます。
右近は確かにその洗礼名にふさわしい人だったし、高潔という客観的評価もあたっていたと思います。
でも、そういう風に言われた人って、「そうじゃない」という気持ちもあると思うんです。
右近はそれを認めており、だから切支丹をやめない、という解釈があってもいいんじゃないかと思って書きました。
利休は利休で、せっかくの話だから、大名にもどってもええやないかと思って、説得に来ています。
でも、何というか、右近の生き方というかあり方に、かえって「ええなぁ」と思ってしまう利休、そんな利休もまた、秀吉によって……というところに、ドラマがあると思ってかきました。
そういう二人のやり取りに「読み応え」を感じていただき、嬉しい限りです。
ありがとうございました。
利休七哲、高山右近への応援コメント
連日の作品公開、お疲れ様です。
今回は高山右近ですが、彼のエピソードを調べて、かなり個性的なキャラだったんだなと気づかされました。首切られても助かった話も、荒木村重が謀反を起こした際、信長に領土を返上することで、村重からも信長からも責められることなく切り抜けた話も、そして有楽の「清の病」という評価も、御作を拝読後に調べて知りました。
そんな彼を、自分の美意識に殉じて腹を切る運命の利休と対峙させるという構成は、二人の個性を描くのにぴったりだったと思います。
新しい視点を与えてくださった作品、ありがとうございました!
作者からの返信
高山右近って、けっこう凄いエピソードの持ち主で、しかも関西の人のイメージですけど、人生の大半を北陸で過ごしていて、最後はマニラです。
村重の謀叛の時はかなりギリギリだったと思いますけど、やっぱりかなりの武将だったんでしょう。
信長も秀吉もそばにいて欲しいと思ったぐらいですから。
こんな人が弟子だった利休。
大名に戻れと説得しろと言われて、かえって自分も美意識に殉じる覚悟を決めて復命しする……というのが、趣があるなぁと思って書きました^^;
こういう話も面白いと思ってとうこうしましたが、新しい視点とおっしゃっていただき、嬉しい限りです。
そしてまたレビュー、ありがとうございます。
「清の病」……有楽はアレな人ですけど、こういう寸評がうまいんで、重宝されていたと思います。
そこをまず取り上げていただき、嬉しかったです。
っていうか、右近が首切りを食らっても超回復を決めているところ。
この人、切支丹だけど吸血鬼なんじゃないかと思いました^^;
そんな右近ですが、師の利休が大名に戻ろかと説得にあたって、デウスが主君なんで駄目ですと断っています。
利休もしゃあないなとあきらめたみたいですけど、この時点で利休の死の直前なんで、そこにドラマが無いかなぁと想像したのです。
右近の生き様というかあり方に、利休も……という。
そのあたりをにおわせていただいた、素敵なレビューだと思います!
ありがとうございました。
利休七哲、高山右近への応援コメント
利休は多面性を持つ複雑な人物ですが、右近とはこういう面で似通っていたのかもしれないですね。
師として負けていられない、ということで頑張った結果があの事件に。
作者からの返信
お星様、ありがとうございます。
利休が右近を説得したのは史実で、右近が武士にとっての主君が自分にとってのキリストだからと答えて、そらそうやと引き下がったそうです。
このとき、自分にとっての茶も、同じくらいのものやしなぁと思ったのでしょう。
この辺を膨らませたのが拙作です^^;
おっしゃるとおり、師として負けていられない、というか、こういう姿勢こそうつくしいと思ってしまい、あの事件につながったんでしょう。
ありがとうございました。
利休七哲、高山右近への応援コメント
ラスト一文に、この物語の雰囲気や温度が全て表現されているようで、とても素晴らしいなと感嘆しました。「清げ」という言葉も、この物語にぴったりですね。「「辛いけど、やってみよう」の背中を押してくれる力」を持つ人って、素敵です。清々しい読後感に浸っています。拝読できてよかったお話が、また1作増えました!
作者からの返信
お星様、ありがとうございます。
決して時代の主役ではなく、どちらかというとバイプレイヤーな二人ですが、この場においては誰よりも存在感がある、みたいな感じで書きました^^;
二人とも、神と言い茶と言い、それに賭ける熱さは誰にも負けませんし。
右近は客観的に見ても「清げ」な人だと思います。
本人はそれを鼻にかけないからこそ、誰かの背中を押しているとも、思います^^;
こういう人の「良さ」を何とか描けないと書いてみた一作です。
読めて良かったとのことで、こちらこそ嬉しい限りです!
ありがとうございました。