本作を読めば、その意味が解ります。本主人公のモブ王子とされる第三王子・ミシェイルさんは、その凡庸さも相まって、ついたあだ名は『野花二号』。一号ですらない、と述懐します。でもその『野花二号』の一号って、誰だったのでしょう。作中で交わされる会話にも温度があり、人と人とのやりとりとしての温度が伝わってくるようでもあります。「オフチョベットしたテフをマブガッドしてリット」とは一体なんなのか……ぜひ本作を読んで確かめてみてください!
オフチョベットしたテフという謎の言葉から始まるこの物語。主人公だけではなく読み手の方も大抵の人は「???」となるでしょう。未知の探究とはその未知に歩み寄ることだと思います。王子が未知に歩み寄りその正体を知る時、王子に寄り添い読み進めた人もまた、その正体を知ることが出来るのです。気になる方は是非読んでみて下さい。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(348文字)
オフチョベットしたテフを……?冒頭から未知なる言葉に頭の上にははてなマークが浮かびます。でも読み進めていくと、それがどうやら食べ物であることがわかってきました。他国との交流は未知との遭遇。果たしてオフチョ……とはなんなのか、皆様の目で確かめてください!このお話を読み終えた時、きっとガイドを手に旅に出たくなるはずです。