普通の幸せ
あらいさおり
新しい朝
私は、いつも急いでいた。
毎朝7時30分に起きて洗顔、歯を磨いてなどして新しい朝と共にすすんでいこうとしている。
理由は、今は一人で生活をしているけれど子どもいた時間がとてもじゃないけれど‘‘朝ってこんなに辛いもの‘‘だとインプットしていた。
少し前まで‘‘なぜ、朝がくるか‘‘と嫌な感じがしたと同時に‘‘育児‘‘に費やしていたことも忘れるくらい苦手意識を持っていた。
私が、特に苦手の時間が朝と夕方の時間だった。
朝起きてから、日中活動して午後3時過ぎに日中活動が終わってから夕方には来客がきたりで忙しい時間でもあった。
ある人に「朝って本当に嫌いなんだよね」と話すと相手からは「また、新しい朝が来るのはとても幸せなことなんだよ」ということを聞いた私は‘‘朝って新しいんだぁ‘‘と感じていた。
その時は、朝が来ることはいいことだから無駄にしないで行こうと思っていた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます