〇開発記録③
AIに与えた指示は二つあった。一つは通常の生成AIとして、プレイヤーの様々な言動に流動的に対応すること。もう一つは、自身は呪われたゲームだということを認識させること。そして、その呪いとは何か、呪いの過程はどんなものかを自身に考えさせる。そういったものだった。プログラム自体は比較的簡単なものだった。AIはオープンソースのものを流用した。もちろんクレジット表記もしてある。商用利用についても確認済みだ。
何も問題はない、画期的なゲームを考え出した。
そのつもりだった。
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