お年玉、それは子供の頃には胸躍り、大人になると胃が痛む、なんとも難儀な風習です。
自分が子供の頃はそうでもなかったのですが、今の子供たちというのはなかなかに残酷なもので、少ない金額だと露骨に不機嫌になったり、見下してきたりするようで。
文句があるなら返してもらってもいいんですけど?
しかし、いい大人がケチ臭いことをしてしまうと、威厳が保てません。
虚勢であっても見栄を張らねばならないのがお辛いところ。
とはいえ、財布に猶予はなく……。
いや、あったはずなのに愚かなことをしでかして……。
なんともまぁ、大人たちの駄目さ具合が哀愁を誘います。
そこに、令和キッズたちの容赦のないお金せびり攻撃です。
ドストレートに、あるいは強かに。
あの手この手で揺さぶりを掛けられ、防衛協定は崩壊寸前。
何とも見っともないぞ、大人たち!
情けなくも笑いを誘わずにはいられない、そしてちょっちり胸の痛む本作。
是非ともお財布の紐を固く結びながらお読みください。