最終話までのレビューです。
終末トーナメント――勝者とその種族たちは生き残り、敗者は生き絶え、その同族さえも道連れとなる生き残りをかけたバトルファンタジーです。
王道のテンプレ路線を進むのですが、ラストは作者様の手腕が光る心の在り方が胸に迫ります。
トーナメントに居座り続ける謎の存在と回帰的な誘因とが読み手の心を惑わせ引き寄せる演出が何ともにくいです。
そしてまさかの想像を超えたドンデン返しに舌を巻くことでしょう。
穏やかな読後感に全てが救われるような心地を覚える、戦いの先に大切な何かを教えてくれる情感あふれる物語です。